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「んぁあんっ…! 激しぃっ…!
ぃゃぁああぁっ…いつきさん…っ!
お願い! たすけて…!」
溢れる涙が、枕を濡らす。
ガツガツと激しく打ちつけられる楔に、久貴の後孔も腰も、悲鳴を上げる。
が、久貴は決して“やめて”とは言わなかった。
髪を振り乱しながらも、五木にしがみついて強過ぎる快感に堪える。
五木の腰に脚を絡め、痛みすら覚える激しい行為を必死で受け入れる。
「すきぃ…! いつきさん…!」
「久貴、悪い、もうイく…!
我慢してくれ」
只でさえ激しい律動が、より一層狂暴さを増す。
「ん゙ぁ゙あぁあっ! 壊れる…!!
ぃやああぁぁ!!!」
「久貴、愛してるっ…んっ…」
ガツンと最奥を抉りながら愛の言葉を告げると、五木は久貴の中で果てた。
同時に久貴も、五木の吐精を胎内に感じながら、2人の腹を白濁に汚す。
五木がずるりと自身を抜こうとしたときだった。
「ぃゃっ…待って…」
荒い息の合間に、久貴が呟く。
「どうした? 痛むのか?」
相変わらずの冷淡な口調で、五木が久貴を見下ろす。
「ん~ん。 大丈夫。
もう少し、このままで居て欲しい」
快感に痺れ、舌っ足らずな口調で、久貴が訴える。
目線も、とろけたまま。
久貴は再びぎゅっと抱き付き、五木の鎖骨に額を擦り寄せた。
「ん」
五木は小さく頷くと、久貴が重くないようにと気遣いながらも、しっかりと抱き締めてくれた。
ドクン ドクン ドクン
二人の心音が、重なる。
汗と精液にまみれた身体で、互いの境目がわからない程に抱き締め合う。
「愛してる」
「大好きです」
同時に囁き、二人で思わず笑うと、振動が響いたらしく、久貴が「ぁんっ…」と小さく喘いだ。
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