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その日から気まぐれに、放課後呼び出しがあれば小鷹先輩の元へと向かった。と言っても待ち合わせはいつもの空き教室ではあるが。
あの日から、先輩がまた自分を見てくれるようになったと右那は嬉しそうで自分の選択は間違っていないんだと言い聞かせた。
そして今日も、先輩から呼び出しの連絡が入っている。
思い足取りで空き教室に向かって、ドアをあければ小鷹先輩は既にいて入ってくる俺を見て妖艶に微笑んだ。
「お疲れ様。おいで」
小鷹先輩は自身の膝を叩き、暗にそこに座れと言った。これは毎回で先輩は俺に密着させたがる。
おそるおそる、膝の上に乗ればギュウっと抱きしめられる。
「ねぇ。俺、今日はシたいなあ」
にっこりと微笑んで先輩が言う。俺が誘ったからか、小鷹先輩は俺が男を経験済みだと思っている。でも実際そんな事はないから、いつもキス止まりだった。けれど、もうそういう訳にもいかないらしい。
「小鷹先輩、俺、また先輩に謝らなきゃいけないことがあって...」
「うん?」
俺の頭を撫でながら、頸に顔を埋めて先輩が聞き返してくる。
「俺、しょ...処女、なんです。誰とも、シたこと無いんです」
思わず先輩のブレザーを握りしめて白状すれば、先輩はバッと顔を上げて俺の顔をマジマジと見た。
「へぇ?あんなに煽っといて...?」
「す、すみません...」
「ふーん...。まぁ、確かにビッチであのキスは下手がすぎるか...」
さらっと傷付くことを平気な顔で言った。その後コロリと表情を変えて楽しそうに俺を覗き込んだ。
「でもえっちなのは本当だね?処女であんなに感じちゃうんだもんね、ここ」
「ぅあっ...!」
制服の上から不意に乳首をつままれて、ピクンと肩が跳ねる。
それを見て小鷹先輩はとても楽しそうに微笑む。
「じゃあこれから俺とたーっぷり、学んでいこうか」
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