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「じゃあ一緒にお風呂入ろっか」
にっこりと、綺麗な微笑みで先輩は言った。
「え、一緒に?小鷹先輩と...?」
「俺以外に今誰が左那くんと一緒にいるのさ」
それはそうだけど!小鷹先輩と一緒にあの明るい浴室に入ると考えただけで、みるみるうちに顔に熱が集まってしまう。
「恥ずかしいの?」
「はい...」
2人しかいない空間なのに、内緒話をするかのように先輩が顔を寄せて小さな声で聞く。その距離感にますます胸が脈打つ。こんなにときめいていたら、俺は早死にしてしまいそうだ。
「ほら、脱いで」
恥ずかしいかって聞いてきたくせに、こっちの事は気にせずに小鷹先輩は邪魔そうに俺が固く握ったバスローブの襟をつついた。
「一回見られてるんだから大丈夫だよ」
「全然大丈夫じゃないですっ!」
「左那くん。早く」
騒ぐ俺を無視して、先輩の目がスッと細くなった。低い声で言われた言葉にゾクリとしてしまう。
俺は震える手で、バスローブの前を開いた。
それを見て小鷹先輩は嬉しそうに笑う。
「綺麗だね、左那くん」
「そんな事ない、です。...っうわ!」
恥ずかしさで目を瞑っていると、いきなり先輩に腕を引っ張られてベッドに腰掛ける先輩の膝の上に乗る形になってしまった。
「左那くんってさぁ...楽しい事大好き、女の子大好きって見た目してる癖に初心なの本当に可愛いよね♡」
「ンッ...」
小鷹先輩はそのまま俺の胸にキスを一つ落とした。
「心臓バクバクで可愛い。さぁ、お風呂でいっぱい洗ってあげないと、ね?」
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