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小鷹先輩はそのまま俺の首筋に顔を寄せて、スンと匂いを嗅いだ。
清潔にしているつもりだけれど、まだ洗ってない身体の匂いを嗅がれるのは何か恥ずかしい。
「......やっぱり左那くんか」
「え?」
「何でもない。洗おうか」
ぽそりと何かを先輩が呟いた気がしたけれど、誤魔化されてしまってはその先は聞けなかった。やっぱり俺とこんな関係になるの、後悔してるのかな。
モヤモヤとした気持ちがぶり返してきて、小鷹先輩の顔が見られなくて顔を下に向けた時だった。
「あっ...!」
するりとボディーソープを纏った先輩の手が、俺の胸元を滑ってきた。
「あ、あの!なんで素手何ですか!」
「その方が面白いから」
俺の文句にサラッと答えて、先輩はまた楽しそうに手を滑らせる。
何かこれ、ボディーソープがヌルヌルしててやらしい...。
小鷹先輩の指がボディーソープでヌルヌルして、俺の体を滑る感覚がくすぐったくて逃げたいのに腰をもう片方の手で固定されて逃げられない。
「暇なら俺の身体を洗ってくれてもいいんだよ?」
「えっ、」
「ほら、どうぞ?」
カチコチに固まった俺に更に追い討ちをかけるように、先輩が意地悪に笑った。
何か言う暇もなく、ボディーソープをとろりと小鷹先輩の身体に垂らされて。
それがとてつもなくいやらしかった。無意識にゴクリと生唾を飲んでしまうのは何回目だろうか。
気付いたらその綺麗な身体に手を伸ばしていた。
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