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プルルル
プルルル
「はい。」
「お母さんは忙しいの!恥かかせないで!」
うるさ…
「明日には退院みたいだからちゃんと家庭教師受けるのよ!」
ツーツーツー
『夜桜さん。ごはんですよ』
「あ、ありがとうございます。」
味薄い…
健康になりそうな味してるわ笑
「颯斗くん…」
「お!霧人! 」
「大丈夫なの?」
「まぁ、多分。てか、病院の飯って味薄いよな笑
健康になりそうな味してるわ笑」
「明日退院らしいね。さっき先生から聞いた」
「うん。拓斗達に心配かけたかな〜」
「大丈夫?」
「大丈夫!」
「大丈夫じゃないよね。」
「…全然家帰ってこねぇくせにさ、母親ズラするんだよな笑 拓斗たちのこと貶してさッ 俺の事なんて見てくれねぇんだよッ グス 心配してくれると思ったのにッ 」
「うん。」
「家庭教師には俺の身体の写真撮られてさッ 逆らったらばら撒くって もうどうすりゃいいかわかんねぇよ グスッ」
人に自分の心情を話すのは初めてだった。
拓斗にだって話したこと無かったのに、
なんで俺は霧人に話してんだろ。
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