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『おはよう。一昨日大丈夫だったか?』
「あ〜なんか疲れてたみたい笑 全然大丈夫」
『それならいいけど、』
『聞いて!翔大がさ!』
「おーどうした?」
『昨日寝落ち通話しよって言ったのにする前に寝ちゃったの! 酷くない!』
「寝落ち通話って何?寝たら電話切れねぇじゃん」
『それでいいの!』
『だから今日別々で来たんだ〜』
『もう許さない!』
『おはよー』
「あ、噂をすれば翔大じゃん」
『ふん!』
『昨日は悪かったって。な?スイーツの食べ放題連れてくからさ』
『奢り?』
『そりゃァもちろん』
『もう大好き!翔大♡』
「ちょろすぎじゃん笑」
『それな笑』
『で、部活どうすんの?』
「入らなくていいかな〜勉強すりゃあいいって言ってたし〜 」
『え〜?颯斗勉強できないじゃん』
「うるせえな! 」
『部活したらモテんじゃね? 』
「マシか!翔大でかした!やっぱり入る!」
『ほんと女に目がないわね〜 で、どの部活にはいるの?』
「あ〜やっぱだるいからいいや。帰宅部だな。」
『出ました!颯斗の悪い癖!』
『今日で入部届けラストだろ? 教室来るんじゃねぇ?』
「え、まじか。」
昼休みになり、いつも通りコンビニで買ったおにぎりを頬張る。
『夜桜くん!サッカー部入らない?モテるよ!きっと活躍出来る!』
『いやいや、バスケ部の方がモテるよ! 』
『バレー部とか興味無い? 練習はそこそこ厳しいけど、仲いいよー』
『いやいや、ここは陸上部とか!持ち前の脚力を活かしてみない?』
「いや、部活入る気ないんで」
『いやいや、そんな事言わないでさ〜ね?入ってみない?』
「俺、部活してたら単位落とすんで。」
『こっちでサポートするよ〜!』
「間に合ってます。」
『そんな事言わないでさ〜ね?』
「幽霊部員でいいなら入ります。それが無理なら諦めてください」
『幽霊部員でいいよ!全然!入ってくれるだけありがたいし。で?どの部活に入る?』
「…サッカー部で」
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