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『では、生徒会からは、1年生の生徒会役員を発表します。』
「こういうのって、勉強が出来るやつとか、昔そういうのやってたやつが選ばれるんだろ?」
『まぁ、そうじゃない?俺らには関係ないね』
『1年会計は、B組天宮霧人。』
え!霧人が!?
『マジで?あの、ずっと本読んでるやつが?』
『理由としましては、中学の成績がいいのと、しっかりしていて生徒会にピッタリだからです。』
「え〜中学のやつも見んの? こわ笑」
『そして、書記は…』
にしても、すげーな。
頭いいって知ってたけどさ、選ばれるぐらいなんだ〜
『夜桜颯斗。』
「え?」
『俺のさ、聞き間違えだと思うんだけど、お前呼ばれてね?』
「いやいや、聞き間違えでしょ笑
俺なわけないじゃん。」
『理由としましては、挨拶がしっかりでき、授業態度も良く、しっかり者だと思ったからです。
では、2人は前に出てください。』
、、まじかよ…
『では、天宮君から一言。』
「えっと…こういう人前に出る役職は初めてなんですけど、頑張ります。応援お願いします。」
拍手と歓声があがる。
『では、次は夜桜君』
やべ、何も考えてねぇや…
「えっと〜、まさか選ばれるとは思ってなかったので、生徒会の書記になった実感はないんですけど、自分なりに頑張っていくので、暖かく見守ってくれるとありがたいです。」
我ながら頑張った方ではある。
てか、普通生徒会決めてから委員会も決めろよ!
どうなるんだよ!そっちは!
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