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あれ…
あいつどこいった?
今は体育の授業だ。
『颯斗?キョロキョロしてどうした?』
「腹痛てぇからトイレ行ってくるわ」
『おぉ、大丈夫か?』
「多分な〜!」
だるいし、とりあえずサボろ〜
屋上でも行くか〜
「あ、何してんの? 授業始まってるぞ」
「颯斗くんじゃん。見ての通りサボってるの。グラウンドからはここ見えないし。颯斗くんこそ何してるの?」
「サボり〜 持久走とかだるいじゃん。」
「ほんと、切ってよかったな〜。すげー似合ってるし」
霧人の髪の毛を触りながらそう言った。
「…」
「俺も切ろうかな〜 かっこよくなっちゃうかも笑」
「ねぇ」
「ん?どうした?」
「煽ってる? ナチュラルに髪の毛触ってるけど?」
「ん?」
「伝えたよね?好きだって。目の前で寝たり、距離近いし、 襲われたいですって言ってるもんじゃん。」
「はは笑 でも、一緒にいると楽しいよな笑 」
「え?」
「今度さ、陸上の大会があるんだけどさ、1位とったら俺のわがまま聞いて」
「…うん。」
「約束な!」
「うん! 見に行ってもいい?」
「いいぜ! 場所はゴニョゴニョ」
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