アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
77
-
「おかえり…? 会長?」
『ごめんね〜夜桜くん借りてた じゃあね〜!』
「…どうしたの? そんなに震えて?寒い?」
「…別に」
「なんかあった?」
「いや、」
「嘘だ。なんかあったでしょ?」
『お!颯斗!会長から気に入られてんじゃん!
可愛い人で真っ先に来てんの面白いけど笑』
「あはは まぁね〜 」
『3年生の方結構騒がしかったよな笑 なんか誰か囲まれてるって感じだったけど』
「…」
『なんかあったんかな? お前が帰ってきたら収まってたけど』
「いや、知らん 俺、トイレ行ってくる」
『いってらー!』
たくよ〜
どいつもこいつも、
俺を人嫌いにさせる。
男だっつーの!!!
男がジャージ着ちゃダメなんかよ!
だいたい178ある女いねぇだろ!
いるにはいるか…
そうおらん!
『あはは笑奇遇じゃん』
「あはは〜 先輩方ではないですか〜 トイレですか〜?
俺はもう帰るんでごゆっくり〜」
『帰らせるわけねぇだろ笑 てかさ、夜桜くんって、拓斗の友達だよね?』
「まぁ…はい。」
『俺らあいつ気に入らなくってさ〜 まぁ連帯責任ってやつ? 今日から夜桜くん俺らのパシリね♡』
「…え? ン゛ー」
個室に押し込まれ、口をまた塞がれた。
『さっきは勇喜に邪魔されたけど、今回は邪魔されねぇから最後まで楽しもうな笑』
「ん゛ー!!! ん゛ー!!!」
『暴れんな 』
『あはは笑 本人でやればいいのに〜 夜桜くんかわいそー』
「ん゛ー!!」
『自分のせいで友達がやられるのショックだろ?
それに、男でこのレベルならオナホとして使えんじゃん笑
』
『性格ゴミで草笑』
「…」
『楽しかったね♡ 夜桜くん笑 告げ口しても無駄でしょ?
だって君明日から謹慎処分でしばらく学校来れないんだから笑』
『俺らの連絡先入れといたから〜 処分開けたら呼び出して学校でまた運動しようね〜!』
なんでいつも俺ばっかり…
全部髪の毛のせい。
親のせい…
友人のせいなんだよ…
誰も助けてくれないもん…
「ッ… グス… 」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
77 / 162