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人間になるということ(イオ語り部
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「に、人間に...なる?」
「そう、最高傑作ちゃんはこの家の人間と同棲してるんでしょ?なら人間になりたいと思ったことがないなんて言わないよね?」
「...。」
確かにいつも思っていた
僕の生きる時間と遥斗の生きる時間は違いすぎる
なぜなら悪魔である僕の方が圧倒的に長生きだからだ
それに僕のごはんである精液もきっと遥斗が年をとると遥斗の負担になるだろう
「ねぇボクに昔みたいに最高傑作ちゃんを実験させてよ。利害は一致してるでしょ?」
「...少し考えさせてください」
本当はこんな奴の言葉に耳を貸すべきではないとわかっている
でも気がつくと僕はそう神崎に答えていた
「いい返事を期待してるよ!」
そう言って神崎は帰っていった
僕はどうしたらいいんだろうか...
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