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19 光希の手掛かり
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あれ光希は見つからず連絡も途絶えて1週間以上も経ってしまった。
どうしようか悩みながら2人で生活してたが、
ある日光希のスマホ料金の引き落としの知らせが来て事態が変わった。
実は俺も光希も大輝の名義で契約してもらったスマホなんだ。
だからアイツにも絶対バレないから安心だ。
今の時代スマホはなきゃ困るし、俺や光希にはありがたかった。
「クソッ探すのに目が行き過ぎて忘れてたな」
「GPS…光希も一緒に入れたんだよ。
お互い客のトラブルに遭った時用にって…
俺のバカ…去年の事だから忘れてた」
俺らは簡単な見落としをしてた。
だけどこれで光希は探せる。
「でもナイスだ。光希のスマホはどこだ?」
「待って、例えば電源切ってても最後の居場所は分かるんだ。えっとね…えっ?ここって」
「タワマン?だな。知ってる場所か?」
高橋のマンションだ……
「うん、客の1人で高橋33歳で会社経営してる金持ちで光希も知ってる共通客だよ。
高橋にも翌日に聞いたら来てないし、知らないって言ってたんだ。絶対嘘ついてるね。
もしかしたら高橋に監禁されてるのかな?」
「高橋って奴そんな危険な奴か?」
「アイツ性欲はバケモン並みで嫌だったけど、
あんまひどいイメージな客ではなかった。
お金だけはたくさんくれたし……」
「金持ちほど裏が激しいんだよ……
だけど通報せず乗り込んでも証拠がないとか言われて中に入れてすらくれないだろうし、
もし監禁されてるならソイツはまともじゃないだろうしな。
光希を無事に助け出すのはかなり難しいな。
セキュリティの強いタワマンじゃ尚更騒いだら逆に俺達が警察行きだ」
「そんな!じゃあ大輝は諦めるの?」
「まさか!俺も作戦を考えてんだよ。
でも陽加にリスクの作戦なんだよ……」
「俺に出来る事なら言って、光希を早く助けたいから」
「……陽加が潜入するしかねぇ。
高橋に連絡して会いたいとな。
中に入ったらまず部屋の鍵は開けたままにしてくれ。そして次に俺も入れるように気付かれないようにオートロックの玄関も開けてくれ。
そしたら俺もソイツの部屋前で待機する。
あと通話はオンにしとくんだ。光希がいる確証さえあれば強行してでも入れるからな」
《もしもし》
「俺だけど今お金困っててこれから泊まりで行ってもいいかな?サービスするよ?」
《おー可愛い陽加。ずっと会いたかったよ。
やはりお金が必要になったんだね。
いつでもおいで待ってるから》
「うん…じゃあ後でね。
よしっアポ取れたよ。じゃあ早速行こ?」
「ああ、ただ光希を監禁してるにしては随分
お前をあっさり自宅に招いたのが気になるな。
もしかしたら断ってこないか心配だったが…
光希はマンションにいないのか、、
それとも高橋自体無関係だったのか。
それか一緒に閉じ込める気かだな。
お前も監禁する気かもしれねえからこっちも念入りに準備だな」
「簡単に脱がせれないベルトをつけたgパン履いたし、光希を監禁してた証拠をこのボタンに付けた小型カメラで写したり自供させれば弱みにもなるんだね?」
「ああ、多分強みには出来る。
後は俺の言った通りにな…でも気をつけろ」
「うん…分かってる」
「じゃ行くぜ」
光希…
今度は俺が助け出す番だよ
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