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俺のターン! くるりんっ
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うわ〜やばいよ〜俺のパートきた、、。
ちらっと綾のほうを見ると、ウンって軽く頷いてくれた。それだけで、ちょっと心が解れる。ステージに上がるのは緊張しないくせに、自己紹介ってのがまだ慣れなくて積む。
「青森 山盛り わんこそば わんわん言うたら撫でますね 17 ニート! 自宅警備 それでも養え 東北男子 こんな色白売れません? いやいや貴方のことだけ見ますよ はい! わんわんっ!」
わんわん、のところで犬のポーズをします。これが結構恥ずいんです。ファンの子達も俺に合わせてわんわん言うてくれる神か。優女。
2曲目が終わって、ステージのボルテージが上がってきた。女の子たちは自分の担当をジーッと見つめて恍惚としている。
かわいい。
女の子のそゆところすきだ。無心になっちゃうというか、その身を捧げちゃう。全力投球しちゃって、力尽きてへなへなの朝顔みたいになっちゃうとこ。そういう子を、愛せる気がする。
3曲目。これはうちの中でもそこそこ歌が上手い佐藤ソマリオンが歌いやす。バラード系で、歌詞も少しシリアスな。この曲は、結成1周年記念の時に、ファンの子達に送る曲として作ったから、皆の思い入れが強い。
ソマリオンは所謂顔担で、とにもかくにも顔がいい。俳優のAくんとモデルのBくんを足して2倍した黄金比率の顔をしている。それに声も聞き取りやすくて耳に心地いい。ちょと寝そうになっちゃうのは内緒。
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