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お見舞い(1)
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僕は連絡先を交換した時に教えてもらった住所へ
ナビを頼りに向かう
「タワーマンションかよ…」
今日珍しく学校を休んだ玲を心配していると、丁度先生に頼まれプリントを渡しに来ることになった
僕と遊んだ後からメッセージに既読も着いていないし
とりあえず受付のインターホンを鳴らしてみたが応答がない。これで出なかったら帰ろうかと思いながらもう一度インターホンを鳴らす
『…………はい』
「あ、玲?僕だけど隼人。先生に頼まれてプリントもっ
てきたんだ」
『ああ、すまない。今扉を開ける』
そう言われて玄関の自動ドアが空いたため
エレベーターで22階の2202号部屋へと向かう。
部屋につくと、着崩した白いシャツのスーツ姿で顔色が悪く具合が悪そうな玲が出迎えてくれた。なんでスーツきてるのか疑問だったがまあ答えてくれそうにないしスルーしておこう。
「先生に頼まれてプリント渡しに来たんだけど大丈夫
か?風邪?」
「少し熱があるみたいでインターホンが鳴るまで寝てた」
「親とかは?誰かいないの?」
「あーー、親は海外で仕事をして、ここには1人で住ん
でる」
「へー、そうなんだ。じゃあほら、ベッドで寝てろよ。
僕ちょっと色々買ってくるからこの鍵借りてくな」
そういって、僕は玄関口に置いてあった鍵を取りコンビニへと向かった
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