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橘 隼人の疑念
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「いや〜楽しかったよ☆ ありがとう隼人君。
それじゃ俺はそろそろお邪魔するよ」
「もう帰るんですか?」
「長居するとレイに怒られそうだし?じゃあね☆」
「はい、プリンご馳走様でした」
ひとしきり玲の告白された話を僕から聞き出し、玲をからかってもう飽きたんだろうな。
お腹抱えて盛大に笑っていたがその度に玲が冷ややかな目で見ていた。
お兄さんはヒラヒラと手を振って部屋を出ていった
いつも愉しそうにしてる人だなあの人は
「ごめん。あの人騒がしくて」
ため息をつきながら玲にお詫びを言われる。いつもあんな感じでからかわれてんのかな?
「いや楽しかったよ。そういえばお兄さん何歳?」
「んー、たしか19だったかな」
「そうなんだ。いつもスーツだけど社会人?」
「そうだよ」
「仕事は何してんの?」
「なにって…普通の会社員だよ」
「へーそうなんだ。玲達ってさ5年前とか日本に来たことないの?」
「んー、あるかもしれないけどどうだったかな、どうかした?」
「いや、ただ気になっただけ」
「そう」
ーーー 俺の中である疑心が大きくなっていく
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