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約束
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佐伯君は一瞬目を見開いたけどすぐに、にこっと笑って僕をぎゅっと強く抱きしめた。
ちょっとだけ見れた笑った顔がきれいだなーなんて思ったのは佐伯君には秘密で…。
「…なんかあったら俺に言え。俺を頼れ。
俺はお前を突き放したりしないって約束する」
「ん……」
「無理に、喋れとか言わない。だから……
俺と友達になってくれないか?」
「…………うんっ‼︎」
昨日来たばかりで
僕等はお互いの事を殆ど何も知らない。
けれど
そんなの気にならないくらい
これから毎日がたのしみになった。
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