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佐伯 柊side
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あいつは今まで沢山の事を1人で抱えて来た。
先輩に犯されたのだって誰にも言わずずっと1人で……。
教室に倒れてたあの日…
話を聞いて自然と涙が出た。
こいつを守ってやりたい。
ただそう思った。周りからすれば良い人ぶってる、そう思われても仕方ない。
どうで思われたっていい。俺があいつと一緒にいるって決めたんだ。
授業に出ずに1日話してたから土曜日は補修になった。別にそこは全然気にしてないのに凄く謝って来た。
河原に着いた頃には
何故か隣の奴が怒ってる……(?)事に気がついた。
なんで怒ってるのか分からない。
俺、なんかしたのか……?用事あったのか…?
色々考えて気づいたら夕方だった。
俺1人で色々考えて数時間過ごしたとか…。
こりゃ、もっと怒ってるかもしれない……。
な、何か話題……
「なぁ…」
「あのっ…」
完全に被った…。
怒ってるのかと思って顔みたら全然そんなんじゃなくて。ぼけっとする俺の顔見てゲラゲラ笑い出した。
よくわかんねぇけど楽しいらしいから、良いって事にした。
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