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黒い気持ち.
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封筒を見つめながら考える。
佐伯君は好きな人とかいるんだろうか。
もし、佐伯君もあの子のことが好きだったら…その子と付き合ってしまうんじゃ無いか……
べ、別に佐伯君が誰と付き合おうが佐伯君の勝手。僕には関係の無いこと。
何考えてるの自分……気持ち悪い…
人のことにまで首を突っ込んで……
「何その封筒?誰かに貰ったの?」
「さ、佐伯君っ⁈」
いつの間にか戻って来ていた佐伯君に驚いた。封筒を見られちゃどうにも隠せないから渡すことにする。
「僕にじゃないよ……」
封筒を渡して僕は席を立った。
初めて佐伯君に冷たい態度をとった。
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