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保健室
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保健室に連れて行ってベットに寝かせる。
俺は横にあったパイプ椅子に腰掛けて進藤を見る。
……なんかすっげえ疲れた顔してんな…
寝てないのか?
飯食ってんのか?
…珍しく人の心配をした。
俺は亜実だけなのに。
「グスッ……………君…、さ………く……」
寝言か……?
丸まって寝てる進藤の顔を覗き込むと
泣いていた。
「…………………っ」
「佐伯君……っ、佐伯………君……」
どんな夢見てんだよ…
そういえば亜実はこいつが佐伯と一緒にいるから邪魔で排除しろって俺に言ってきたんだ。
俺がこいつに近寄った頃にはもう佐伯とは一緒にいなかったけど……
なんでだ?
やっぱり亜実がなんかしたのか?
それに……なんでこいつ、こんなに泣いてんだよ
分かんねぇ……なんで泣いてんのか。
こいつがどんなやつなのか。
でも、泣いてるってことはきっと
こいつには佐伯が必要なんだよな
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