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元警察の犬の計画は現役の警察にことごとく崩される 2
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――書類を作成、提出。ポンコツの同僚がやらかした大失敗を、ゲンコツ1発で手伝ってやって。定時から1時間半オーバーで帰宅。
昨日作り置きしていたらしい晩御飯を食べた。鮭の秋炊きという、鮭の切り身としめじと栗と銀杏に甘辛い味噌をかけてホイルで蒸し焼きにしたやつと。柿が入ったなます。
もちろん美味かった。旬の食材ばっかで秋を堪能。で、食器洗いは俺の担当で、その間にミナギが風呂。
「あがったよー。ふぅ、暑い。寒いから長風呂したらのぼせちゃった」
「おぅ、水でも……って!?おまっ!下を穿け、下を!いくら暑いからって、風邪ひくぞ。ほら、そんな顔すんな。風邪ひいて、お前の美味い手料理が食えなくなると悲しいからな」
「………………わかったよ」
風呂から上がったミナギは、下半身に何も穿いてなかった。パンツも。わずかに水滴が残る色白に薄ピンクに色づいた細い足、思いっきり見ちまったじゃねぇか。
ドキッ!思わず、食器乾燥機に入れようとした包丁を落としかけた。危ない危ない。
俺、何か間違ったことを言ったか?注意してやったらググッと眉間にシワが寄って仏頂面。パタパタと仰いでいた手を下ろして、回れ右をして着替えを取りに行った。
回れ右をした瞬間、上半身に着ている大きめのワンピースと化している服の裾が翻って。チラリ。可愛らしい尻が見えた。
激しいめまい、グラグラ。当たり前だろ。相手は愛する恋人だぞ?何のつもりかは知らないが、俺は湯上りで色気が増した恋人の露出に興奮しないアホじゃない。
頭を振って、大きく深呼吸をして興奮を治める。……いや、治まらない。ミナギが戻ってくる前に、風呂に入ろう。
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