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元警察の犬の計画は現役の警察にことごとく崩される 5
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「――ほら、待たせたな。朝イチから予約して買ったんだ、じっくり味わえよ?」
「わぁ、1番人気のエクレアだ!やっぱり予約しないとこの時間に買えないよね、この前は奇跡的だったんだ」
「あーそうだな、その奇跡を無駄にしちまった俺は馬鹿だよ」
わざとらしく、ミナギがからかってくるので俺は仏頂面。エクレアの1つを渡して、俺は先にコーヒーをすする。もちろんブラックだ。
大きめのエクレアの上にかかっている、焦げ茶色に光るチョコレートには少しだけ金箔パウダーがかかっていて高級感が増す。実際、これも高かった。壺プリンと同レベル。
しかしこのエクレア、大きいうえに持ってみると重い。大人でも楽しめる甘さ控えめだって店員が言っていたが。中のクリームがたっぷりらしい。
大きな口を開けて「では、いただきまーす!」とかぶりついたミナギ。
「んむっ!んんっ……あー、もったいない。すごい、いっぱい入ってるよ。うわ、こぼれちゃう」
まぁ、予想はしていた。そんな勢いよくかぶりついたら、上の切れ目からブリュッと中のクリームが飛び出してしまうんだってな。
さすが元警察の犬、かつもったいない精神?素晴らしい反射神経で、飛び出した瞬間手でクリームを受け止めた。だが受け止めきれず手がクリームまみれ。
しかもそれをペロペロ、舌で舐め取って食っているんだからな。あーもー、エロいのなんの。
絶対にわざとだろ?そういうの見たら俺がムラムラするのわかってて、またからかってんだろ?だから続きを豪快に食べてまたこぼす。
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