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現役の警察は元警察の犬を愛している 8
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「まだだ。イくなら、俺でイけ」
上半身を起こし、腰を引き寄せれば俺の指を失って寂しそうにパクパクしているそこへあてがう。ミナギのそこが、俺の性器を愛しそうに口づけミナギ本人は息をのんだ。
「ゆっゆず、き……う、あっあぁっ……柚樹さ、ん、のが……っんうぅ、あっあっあっ、あぁぁお腹が……ひっ!く、苦しい。だめ、僕、もうむ、り……っ!」
ハッ!と伸ばされた手は、俺がつかんだ。指を絡ませて握って、腰を落とし押し込んでいく。俺の性器がミナギのナカに呑み込まれていく。
ゆっくりゆっくり、傷つけないように。さっきまでの指とは違う異物感、圧迫感にミナギの体が震えた。さっきとは全く別物の、熱の熱さと俺と繋がることにミナギは悦び鳴いた。
指では届かないところまで入ってさらに奥まで進めばその苦しさに力が入る。だが「ミナギ」と優しく声をかければ、涙に濡れた漆黒が俺を映し俺を奥へと誘う。
もっと奥に、全て欲しいと、俺を離さない。背中を反らし息を乱す。握った手に力が入り俺の手の甲に爪が突き刺さる。それでも、俺は進んだ。
待たせて、寂しい思いをさせて悪かった。俺は愛している。ミナギを、心から愛している。
パチュンッ。つながった。俺とミナギが、奥まで完全につながった。瞬間、漆黒からあふれた涙が枕に伝い落ちたと同時にミナギが絶頂を迎えた。
俺の手を握り締めて、ビクビクンッ!と背中をのけぞらせて。声にならない、快楽やら驚きやら羞恥やらが入り混じった声を上げて。
腰を高く上げているもんだから放たれた熱い白が、自分の顔にかかるっていう、な。
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