アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
現役の警察は元警察の犬を愛している 12
-
耳元で強がってみせるミナギの声は、けれど俺にはわかる。痛みと、俺に噛まれたという恐怖に苦しんでいるんだと。
それでも、俺との初めてのセックスだから。最後までしてほしいと俺を煽る。ギュウッとナカに力を入れて、しかも足を俺の腰に回してホールドするとか。どこで覚えたんだよ?
ミナギがここまで頑張ってくれているんだ。ここで引いてしまったらミナギの覚悟もプライドも傷つけ、俺はミナギに2度と足を開いてもらえなくなるだろう。
何だか吹っ切れた。恐怖が消え去って、ミナギの細い体を抱きしめる。ドクンドクンと、力強い鼓動を感じる。
本当はわかっていたんだ。俺もミナギも、何もしなくてもお互いの想いを打ち明けて通じ合ったその時からミナギは俺のものだし俺はミナギのものなんだと。
ただ、その事実証明が欲しかった。セックスをすることで体のつながり以上に心のつながりを感じ、お互いが誰のものなのかを強く感じたかった。
ミナギが俺以外の誰かのものになるとか、俺がミナギ以外の誰かのものになるだとか、そんなのは有り得ないのにな。
必死なんだ。お互いの心を、愛を確かめたい。そこまで必死になってしまったのは、たぶん俺が時間をかけすぎたせいもあると思う。
「あ、あっあっ!ひぁんっ!んぐっ……はっ、あぁっ、んっんっ、そこ……そこ、あっ、もっと強く、あぁっ!」
だから俺は再び指を絡めて繋いで、奥を突き上げた。首の傷の具合を気にかけながら、激しく動かして昂らせていく。
仕返しのつもりか?苦しそうに喘ぎながらも俺の肩に噛みついたミナギがたまらなく可愛い、愛しくて脳が激しく揺さぶられる。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
91 / 123