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淫魔の血を引いていた俺が、学校一の人気者にハメ倒されちゃった話
足りない理由
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「木戸、身体しんどくねえ?」
俺の身体を気遣う黒畑の優しさが、このときばかりは身に入らなかった。俺の視線は黒畑の性器の一点のみに集中している。
一応俺も百七十センチを超えているのだが、百八十センチを優に超える黒畑の身体はびくともしない。何度か黒畑を押し倒そうと胸板を押していると、頭に疑問符を浮かべながらも黒畑はごろんと横たわってくれた。
先程――保健室にやってきたときと同じように、俺が黒畑の上に乗る。
つい数刻前と違うのは、黒畑の引き締まった身体が惜しげもなく晒されていること、汗ばんだ髪が首に張り付いているのがひどく淫靡なことである。
黒畑とセックスしたんだ、という実感に胸がいっぱいになる。だが今の俺は、有り体に言えば物足りないのだ。
「木、戸?」
何故なら――精液をもらっていないから。
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