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君が幸せになるのなら
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「行って。」
「え、、、?」
「行けよ。あいつの所に」
「まだ心の準備がっ、、、」
「っ、、、、。」
「?」
告白は本物だから
だから
苦しいんだ。
早くどこかに消えてくれ。
告白してあいつを好きになってくれ。
じゃないと、、諦めがつかなくなる、、、。
「行けよ。」
「なんで、、、?」
「いいから早くいけよ!」
、、、正気じゃなくなる。
そばにいられたらどうしようもなくなる、、、。
お前の事が本当に好きだから、、
だから、、、
苦しくなるんだ、、辛くなるんだ、、、。
あ、、、ヤベ、、、
涙が、、、
「っ、、お前が消えないんなら俺が消えるから。」
「えっ、、?」
溯を見ないように俺は駆け出した。
溯目線
、、、なんで、、。
傘音なんて、、、嫌いなのに、、
胸がズキズキする、、、。
嫌いなのに、、、
でも、、、
行ってほしくない。
待ってよ。
傘音、、、。
「待ってよ!」
気づけば、声を出していた。
傘音は、止まってくれた。
けど、僕の方は見てくれない。
「あっ、、あのさ、傘音の事、、、、考えてみるから!」
大声で叫んだ。
傘音は、突然振り向いた。
「惚れさしてみせるよ。アイツなんて忘れさせてやる。アイツよりお前が好きだ。お前に何かあったらすぐに助けにいくし、お前が他の奴にイジメられてたら絶対に殴る。それくらい好きだから!お前がいつか俺のものになるように頑張るから!お前が惚れてくれるまで待ってるから!俺はっ、、、期待してる!」
、、、、!?
傘音、、、。
傘音は、走って行きました。
言いたい事が言えたからかな、、?
、、期待してるなんて、、。
傘音が僕のことが好き、、?
そんな、、、だって、、傘音は僕の事が嫌いなはず、、、。
なんだろう、、、、。
傘音なんか、必死だった、、、。
冗談で言った訳じゃなさそうだし、、。
もう、、、、
よくわかんないよ、、、。
傘音目線
なにしてるんだ俺。
なにしてるんだよ!
困らせるの分かっててやったんだよな?
そういう覚悟があったから言ったんだよな?
よくわかんねー、、、。
でもいいたいことはいい終わった。
もう後悔はない。
気持ちに嘘をつきたくもないしな。
傘音目線終
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