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「ッハァ、はぁぁっ…きーーーっつーーーっ」
やっとの思いでマンションに着いた。
大量にアルコールを摂取した後に走るもんじゃないと
途中で後悔もしたが、そんな事よりも悠都のことが気になって最寄駅からマンションまで走って来たのだ。
(社会人になってこんなに走る事なかったから、
まじできついって…)
汗でベタつくTシャツを掴みパタパタと風をいれる。
そしてスマホを取り出し、悠都に電話をかけた
『もしもし?』
「はぁっ、マンション着いたぞ、部屋んとこッ?」
『はい、玄関にいます』
「っああ、わかったぁはぁ、ちょっ、息、整えて行くわ」
そう言うと自ら電話を切り、スーハー、スーハーと数回息を整えマンションの入り口の扉で身だしなみを整えてエレベーターに乗り込む。
自分の部屋の階につき、エレベーターを降りると
俺の部屋の玄関に寄りかかる悠都の姿が見えた。
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