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エロポリス
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「長野。なんで僕こうなってんの?」
目の前の松永が静かに言う。
だが怒っているのが分かる。
「いや、あー、まぁいいやん。うん。すごくいい」
モリクミに聞いてみると、今俺と松永が着ている服はモリクミ流のアレンジがされ、どこかの国の警察と軍服のいいところ取りをしてそれを演劇部の衣装担当に伝えて作らせたらしい。
モリクミの頭の中の妄想力のセンスの良さとそれを現実に実現させる力は俺よりもはるかに高いと思われる。
松永は片手を木のベッドの頭の方の部分に手錠でつながれている。
「何がどういいのか説明を」
「俺もつながれとるし」
松永のもう片方の手は俺の片手と手錠で結ばれている。
俺のつながれていないもう片方の手は松永の背中に手を回してベッドで抱きしめていた。
「はぁー・・・・・長野何がしたいん?」
「エッチ」
「普通にしようよ!!」
「この状況がいいんやん!!」
「おかしいやろ!!」
松永は片手を上げるようにベッドの上部に手錠をかけられもう片方は俺の片手につながれて身動きが取れずに、俺に抱きすくめられたまま、呆れたように俺の肩辺りから俺の顔を見ている。
「で、この手錠どうしたの?」
「モリクミが持ってた。あそこでは使う機会がなかったらしいけど帰りにもろた。松永に使うこともあるやろう、って」
「モリクミぃいいい!!長野、鍵。鍵ちょうだい」
「ダメ」
「ダメじゃなくて」
「嫌だ」
「長野ぉおおおお!!」
松永が足をジタバタさせようとしているけど残念。松永の両足を割って俺の体で押さえてるから攻撃当たりません。
「松永、ほら。手錠が食いこむから痛いやろ。暴れない」
「じゃあ解(ほど)けよ!!」
「んー?だめ。ほら大人しくして」
松永の頬に子供をあやすようにキスを何度もしてなだめる。
「長野はなんでそう変態なん?」
少し落ち着いて諦めたように俺を松永が見る。
「松永がそういうのにお子様過ぎるんよ」
「はぁー!?」
「だってこの俺の格好見てどう思う?」
松永はしばらく考えて
「かっこいいと思うし似合うと思うよ」
と答えた。
「じゃあ、この格好の俺からやられたいと思わんの?」
「なん(なに)それ。どうしてそうなるん?」
「いや、俺は松永もその格好カッコカワイイと思うし、その姿のままやりたいと思うよ?」
「全く理解出来ん・・・」
「おかしいな。ほら、あれだ。着物カップルが着物とか浴衣に欲情しちゃう的なノリやん。帯をクルクルーって剥ぎ取ってアーレーっ!!みたいな感じやね」
「そんなの知らんよ!!手錠かけることないやろ!!」
「これがまたエロいんやん」
しばらく抱き合った状態で松永をなだめすかし、
「約束したけんやるよ」
と俺の片方の自由な手で松永のナニを撫でまわす。
松永が吐息まじりに聞く。
「ずっとこのままなん?」
「んー?ちょっとの間だけ。松永、お願い」
目の前でポリスの格好をして手錠でベッドにつながれているめちゃくちゃタイプの人間がいるのを想像して欲しい。
どうしようもなくムラムラするだろう?制服ってなんでこんなにエロを刺激するんだ。
何も出来ずに為すがままの恥ずかしそうな松永の様子を見て、さらにエロく感じてしまった。
自由な片手で松永の服を脱がしにかかる。
が、思った以上に手間取る。
それぞれの体のサイズにぴったりフィットする仕様で作られているのでボタン一つを外すのも固くて片手だと厳しい。服の素材的にも皮なのでハード仕様だ。
「長野?」
松永とつながれている手を松永の頭の上の方に持って行く。
もう片方の自由な手で、素早くベッドの斜め上のチェストボードに置いてあった鍵で自分の手錠だけを解錠し、解錠した手錠を松永のベッドの頭の上で
ガチャリ
と施錠した。
「長野ぉおおおお!!」
「うん、抵抗出来ない松永もかわいい」
両手をベッドに手錠でつながれた松永を抱きしめてまた服を脱がしにかかる。
「長野ー・・・・これ楽しい?」
「すごく楽しい」
「そうですか・・・・・」
「なん(なに)?嫌?」
「長野したいならいいよ。この前みたいに無理やりとか大声出して怒ったりとかないけん。怖くないけん別にいいけど・・・・。今の長野いつものように優しいけんね」
「おぅ、優しくするする」
上のボタンを外して上半身を舐めまわす。
「なんか、屈辱的な気分だ」
「そんな顔をする松永もムラムラする・・・・」
「この変態がっ!!って、長野!」
下半身もずり下げていつもの愛しい松永のナニを撫でまわす。
松永が無言になってハァハァ言いだした。
松永の色素の薄い白い肌が赤く染まって行く。
その体を丹念に舐めまわしていつものように入れるために松永の中に指を出し入れする。
「長野!!」
「痛い?」
「だ・大丈夫・・・」
そろそろ俺の息子、我慢できないので入れます。
「ええっ!?この手錠!!」
「このままやるよ」
俺はズボンだけずり下げてそのまま松永に入れた。
松永を突き上げるたび、ガチャガチャとベッドにつながれている手錠が音を立てる。
ガチャガチャという手錠の音と松永の喘ぐ声と俺のハァハァと漏れる吐息の三重奏が余計に俺の中の何かを刺激した。
エ・エロい・・・・・。
服を全部脱がさないで上半身をはだけさせた無抵抗な松永を攻めながらそんなことを思った。
コスプレをしてエッチをするのがこんなに楽しいとは。
恥ずかしさと屈辱的な気分なのか、絶妙な表情で耐えている松永を見下ろしながらするのも良かった。
「松永、顔上げて」
と片手で松永の顔を上げてベロチューをしながら腰を動かす。
「松永、いっていい?」
「いいよ」
くちびるを離して腰を一層早く動かす。
「長野もっとゆっくり・・・・!!うぁ。。。また中で出したやろー!!」
おぅ、すいません。気持ちいいのでつい。
「ううっ・・・・・」
「ごめんね、松永」
「なんで中で出すとって!!」
「だって、気持ちいいんやもん。子作り、子作り」
「出来るわけなかろーが!!」
「出来んと分かってても子作りな気分」
「わけ分からん・・・・」
入れてる状態のまま松永を抱きしめてゆっくりした後、俺のナニを松永から抜いて松永の手錠を外す。
「痛かった・・・・」
「ん?手錠が?」
「どっちもだ!!!」
怒って俺を置いて洗面所に向かおうとする松永は、ベッドの下に落ちていた松永の持っていたムチでピシリと俺を叩いた。
「い・痛ぇええええ!!!」
「何度言っても分からんようやけん、犬と同じたい。言って分からんならある程度の躾(しつけ)が必要」
「怒らんでよ」
「いつもいつも中に出そうとするな。そして外に出す気がないのに、外に出す出すとその場限りの嘘を吐くな!!」
怒っている松永はそう言いながら洗面所に歩いて行った、が、途中にあった俺の持っていた警棒でつまずいて松永はこけていた。
かわいくて笑ったら、松永はまた戻って来て俺をムチで叩こうとした。
「ち・違う!!松永のこける姿がかわいかったけん笑ったとって!!」
「うっさい!!ほら!!長野もシャワー浴びるよ」
こけたところを見られて赤くなった松永を見て愛らしい生き物だなと思う。
松永と一緒にシャワーを浴びたらまた片手だけ手錠でつないで抱きしめて眠らせてくれるかな、とか考えていた。
精神的にはお互いつながっている。
ただ、強制的なものだが物理的にもつながって寝てみたい。
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