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予鈴
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はぁっ…と快感の余韻に浸りながら脱力してると秀丸が近づいてきた。
力の入らんままの体で思わず身構える
「瑞希……」
「な、なんや……」
「おまえ………
乳首でイけるようになったんだな!!
おとといは "乳首なんか感じへん"って
感じだったのに!やっぱり…直也?とかいう1年のお陰だよな!いやぁまさか転入してきてすぐ襲われるとは、いや正直期待はしてたよ?イケメン来たァァァって超興奮したもん。絶対タチだと思ったら案外ネコの素質もあってびびった!この学校の可愛い系男子を食べてってくれんの楽しみにしてたけど、食べられてんのも俺得だって気づいてさ!!もう瑞希ほんと最高!うまい!うますぎる!萌えを提供してくれてありがとう!!」
なんか秀丸が元のテンションに戻った。
ぶわぁぁあって話すからほとんど聞き取れんまま話が進んでくけど、
とりあえずは安心した・・・。
嬉々として秀丸が話してる中ズボン履き直して服も直して、とばした白濁を靴でぐりぐり踏んで誤魔化そうとして逆に広げてしまった頃
ふぅ、と言いたいこと言ってスッキリしたっぽい秀丸が黙った。
あ、今やったら聞いていけるかな…
「なぁ、秀丸」
「ん、なに〜?」
「…お前ってほんまは、ドSなん?」
「ぶっ、はははっ!ちがうよ!!」
吹き出されてんけど。だってなんか黒い怖いキャラになっとったやん…
それ言ったら
「あー、あれは…萌えのため?リアルで見たくてさ!キャラは薄い本のを参考になりきってみたんだよ結構うまかったと自分では思ってるんだけどさ!!
ひとつ言っとくと俺ホモじゃねーし!
最初は強引に連れて行って受けのときの瑞希がどんな反応するか見たかっただけなんだけど、着く頃には腐男子としての…本能?に火がついちゃって!いっそ虐め倒してみたいとか思って!!あ、でもモチロンこっちの棟に人居ないの確認済みだったから、もしもう一つの選択肢選んでても大丈夫だったってかそっちの方が俺的にはおいしかったんだけど!
途中ともだちやろ?って言われた時は心が痛んだとともにクソ萌えてましたごめんなさいぃぃ友達に犯されるシチュおいしい!!って心の中で発狂してたんだよほんっと悪い!
ちょっと四、五発殴っとく?ほれ頬に!遠慮とかいらねーからどぞ!」
ほれほれと自分の頬を指さしてる。
なんか、めちゃ調子狂う…
ってか秀丸、セリフ長いわ…
とりあえず…萌え?のために俺あんな事させられたんか、とは若干腹立ったから差し出されてた両方のほっぺたぐいーって引っ張っといた。…ぷにぷにw
「よう伸びるなぁ」
「ひょ、いひゃいいひゃいみじゅき」
手放したら大げさに頬さすって痛がる…
いやそれなりに痛かったはずやけどw
さて、と。
「ほら、早よ教室戻るで」
「え、あ、おう!怒ってない?」
「俺がそんな心狭い男やと思てるん?
ひどいなぁ秀丸、心外やわー」
「思ってるわけないだろ?なんたって、萌えの提供者サマサマですから?」
「なんでドヤ顔やねん」
「いや〜瑞希は受けになるとあんな感じなんだな、妄想しやすくなったわww
3年に超ドSな俺様いるらしいから今度襲われてよ!俺的には襲い受けになってくれると嬉しいんだけどさ?
攻め瑞希も見たいけど俺が下になるのは萎えるしきもいし嫌だから…見れないかーうーん、あ!いつか3Pとかどう?
できれば俺は見る専がいいけど」
「あほ。何真剣に考えとんねん…
ほら、急がな遅刻すんで?
さっきもう予鈴鳴ってたからな」
「まじで!?皆勤狙ってんのに!!」
秀丸は無遅刻無欠席ねらっとるらしい。飛び跳ねるように焦り出した。
皆勤……俺はすでにムリやんw
わざとゆっくり歩いてやったら後ろから俺の背中押して
「瑞希いそげって!遅れるだろ!!」
と必死に急かしてた。
俺だけ置いてけば済む話やのにww
そんなあほな秀丸の努力のお陰様で、
俺もギリギリ遅刻せんかった。
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