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泉田えすえむ2完結~R18腐二次創作弱虫ペダル新開目線[リク]
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『Rさまへ。
課題に気づかせて下さったコトも含め、
心よりの感謝を込めて』
凛とした瞳。
ゾクゾクっとするほどの色香に満ちている。
立ち上がった塔は、さっきまでの、猫のようなしなやかな動きを残しており、モンローウオークでベッドまで行って、例のセットのファスナーを開いた。
俺もまだ吟味していない数々の品を、一つ、また一つとベッド上に並べてゆく。
いきなり制服を脱ぎ始め、全裸の上にレザーの上下を着た。
下はホットパンツ。
上はボディスだ。
短い上着も着込み、脚まである長いブーツも履く。
全部本革だ。
革のブーツには、恐ろしい程尖った背の高いピンヒールがついている。
二十センチは身長が伸びる…
仕上げに将校のキャップをかぶり、乗馬鞭を手にして振り向いた泉田は、この上なく美しかったが、待て待て、待ってくれ。
SMって役回りが…
「這いなさい」
静かだが、拒みようのない声。
それでも一応言ってみる。
「搭、俺がS…」
「這いなさい」
同じトーンの落ち着いた声。
でも命令力が倍増してる。
でもでも、隷属側は嫌だ。
役回りは俺がS…
「這い這い出来ないのかなー? それとも悪い子ちゃんになって、お仕置きのご褒美が欲しいのかしら」
「搭、俺は」
「シー…」
唇に指を当てて、黙れと仕種する。
そう。
仕種だけ。
なのに今の塔には、何か全く逆らえない、威圧感があって…
「私のことは泉田様と呼びなさい」
塔…
「叱ってあげるからここへおいで」
さんざん抱いた肉体が呼んでるだけなのに、どうして俺はどきどきする?
立ち上がろうとすると、塔の目が、違うと言う。
這って、来いと。
もはや従うしかない気がしてきて、自分の位置からベッド前まで、一メートルもない距離を這うと、泉田はとても満足げな笑顔を浮かべた。
「いい子ね。いい子にはご褒美」
顔を捉えられてキスされた。
しなれた泉田とのキスなのに、何だろう、この嬉しさは。
胸がどきどきして張り裂けそうだ。
ところが泉田は突然眉を寄せ、露骨に嫌げな顔をしたのだ。
「ご褒美あげただけなのに、まん中腫らしたね」
言いながらピンヒールの先で俺のそれをツンツンと突くのだ。
何が、いけない、俺たちはもう長らく、そういう仲…
「ふうん。隼人は望めばいつでもこの泉田様を抱けると思ってるんだー」
そ、そりゃそうだろう?
「この泉田様がおまえのような下衆の下で、ひいひい良がるとでも?」
美しい眼で睨まれたら、違うような気がしてきた。
「おまえのこ汚ないち**ぶち込まれて、『あーん隼人ォー』って声あげると思ったのだね。この泉田様が」
確かに、確かに間違っていたかもしれない…
「わたしが…悪うございました…」
謝ると、泉田はまた女神のように微笑み、それを見る俺の心も幸福で一杯になった。
「いい子ね。いい子にはご褒美」
そう言って泉田が前立てを開くと、彼の屹立がぽろんと出た。
触れようとすると、またあの目だ。
「どうしたいのか言ってごらん」
「こすって」
首がノーと動く。
「しゃぶって」
首がまたノーと動き、泉田は自分の唇を差し示す。
言い方が、違うのだ。
「泉田様のおち**を、この新開隼人ごときに」
言ってるうちに、どんどん気持ちが本気になってくる。
「どうかしゃぶらせてやって下さい」
どきどきする。
泉田様は、果たして、させて下さるだろうか。
ああ、眉根を寄せられた。
「嫌よ。おまえみたいな下衆には触らせない。アタシが自分でする。アンタはそこで見てるといい。触らせないわ」
俺が触れて、泉田が上気していく、そのセオリーが破られてしまっている。
自分で自分を可愛いがる泉田を、ただ見ているしかない屈辱。
そう、これは屈辱以外の何ものでもない。
泉田はいま、全く、かけらも、俺のものではないのだ。
気づくと俺は泣いていて、自分のち*こを握っていた。
昇りつめつつある泉田が、それに気付いて嫣然と笑む。
「アタシもうイクわ。あんたにかけたげる。でもあんたはイッちゃだめ。見てるのよ…ただ見てるの…アアッ!」
泉田様のが放たれ、俺はそれに濡れた。
自分のをこすることは許されたが、イくことは許されず、ヒリヒリするような感情の中で俺は、泉田様の痴態の見させられ続けるだけなのだった。
「今日は自分でするわ。あなたには触れさせない。ほら、指が入ってく。普段ならあなたが入るところよ」
「まだ腫らしてるのね。罰を与えるわ。こちらにお尻を向けなさい」
おそるおそる後ろを向くと、乗馬鞭が二回唸り、左尻頬が焼けるように痛くなったのだが、反射的に俺は言っていた。
ありがとうございます。
そしてもうひと鞭の唸りを聞いたとき、あろうことか俺は自ら放っていた。
放った罰だと泉田様は、ペニスベルトを手に取った。
これで何をするかわかる?
おれは答える。
泉田様がそれをお使いになって、隼人めの、ケツの穴を…お責めになります。
言いながら俺は既に四つん這いになって待っているのだ。
その位置取りでは泉田様が、ペニスベルトを使う瞬間が見えない。
いまかいまかと待つ間に、俺のち**からはぽたぽたと、我慢汁が垂れている。
後ろにクリームがなすりつけられる、ひやりとした感触。
「何か言うことあるわよね」
声だけの泉田様が俺に言う。
「ありがとうございます。お願い致しま、」
『す』を言う前に、それが俺にめりこみ、俺は絶叫しながら自分のを放った。
一瞬福富を思った。
「ゴリンゴリン突かれてうしろズタズタでしたよ。二度とSMはごめんです」
言うと従兄はガハガハ笑った。
「される側になるとはなぁ。渡した俺も想像超える展開だ。やー、ウケた。でもって彼氏サンは」
「催眠といたら全然覚えてませんでした。覚えてられたら、それはそれでヤですけどね」
とにかくSMはもういいです。
あいつとはふつーでいきますよ。
あくまでも。
そう言って、和紘のところは出たけれど、俺多分忘れられないと思う。
Sのレザーの塔一郎。
美しくて、凛々しくて、他の追随を許さない泉田を、俺は知ってしまった、いや、
俺だけが知っているのだ。
完
※ 繰り返しになりますが、素人催眠術は危
険です。
絶対真似しないでください。
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