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自覚~R18腐二次創作弱虫ペダル荒北目線、金荒
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※ 『怒り』の後です。
金城が好きだ。
めちゃめちゃ好きだ。
どうしようもネェ。
好きだ。
でも今さら。
でも今さら。
どんな顔すればいい。
なかに気をやって以来、あいつ様子が変だ
いつも俺を見てる。
見てるくせに、こっちが向くと目を逸らす。
便所に立つ、ベッドに上がる、料理する。
どの瞬間もあいつ見てる。
でも視線は交わらない。
何だこれ。
「決まってんじゃねえか。懐かれたんだよ」
田所製パン御曹司が曰う。
「懐かれた?」
「人だと思うな猫だと思え。慣れる寸前の猫はどんなだ」
「ん…」
俺は考える。
確かに。
確かに。
少し笑えてくる。
可愛いやつ。
ほんとに可愛いやつ。
金城の留守に金城のベッドに這い込んだ。
金城の匂いにまみれる。
勃起する。
俺はこんなにも金城が好きで好きで、福チャンの大きさも執拗な愛撫も忘れ果て、冷たい蛇の愛撫を待っている。
「触れられたいか」
金城の声。
ああ、俺が疼く。
もう逃げない。
俺はコイツのものになるんだ。
金城がのしかかってきて、俺を丸抱え、横抱きにしてくれる。
金城は言う。
今日抱かれたら、おまえは一生俺のものになる。
俺は石道の蛇。
諦めない
男だと
続ける前に俺からキスした。
そうともさ。
俺は飼い馴らされた。
あんたが好きだ。
あんたのものでいたい。
今度こそ、二度と野良には戻りたくない。
金城の手が俺の昂まりに触れ、柔らかく揉みしだく。
俺は金城の首っ玉にしがみついて熱い息を吐く。
金城、金城、金城、金城っ。
「そんなに好きか」
好きだ。
金城がいてくれたら何もいらない。
キス。
違う。
口腔をしゃぶられてるんだ。
唾液を流し込まれ、それをありがたく飲み下し、ああ下僕だと身を震わす。
金城の手の中で、俺は既に二度イッてる。
俺の白濁に濡れた指が、後ろに進んで穴を探る。
白濁で入口を滑らせ、指が中へ、入る。
「うっ、くうっ」
「何されてる」
「指…なか…ああっあっ」
ことばになんかならネェ。
なのに金城は言うのだ。
女のことばで言え。
アタシをあなたのものにして。
「言えるかっ」
「言えないんだ」
きれいな瞳で見つめられると…断れネェヨ俺…
「アタシを…」
「おお」
「…あなたの…クソォ!」
顔面真っ赤なのに下はビンビンだ。
「あなたのものにして…」
消え入りそうな声で言う。
ご褒美はキスと後ろへの刺激と、固くて熱い鉄の棒だ。
「牝犬。牝猫。可愛くて、間違ってて、弱くて」
速い。
ああ、最後が褒め言葉だァ…
うっとりしている俺のなかを、鋼鉄の棒がかき回す。
「ああっ。ああああ。あああああああああっ」
「かわいいやつ。ずっとこうしててやる。
仔猫チャンって呼んでやる」
「靖…友…」
「ん? 何だ?」
「靖友…って呼んでほしい…」
「やすとも…?」
「ああっ」
「やすとも…?」
「ああああっ」
「靖っ」
金城が今イッた…
シャワーも行かずただ抱き合ってる。
金城が唐突に言った。
「知ってたか。俺、おまえ好いてるぞ」
耳まで俺、真っ赤になる。
「殺されそうになった割にはな」
そのていどか∃…
しょげる俺にやさしい目が近づく。
畜生。
捨て猫は蛇に丸のみだあ…
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