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愛~R18腐二次弱ペダ荒北目線、金荒
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真護の腕の中にいる。
まとっているものは互いの体温だけ。
筋肉質の美しいライン。
これは俺だけのもの。
キスが唇からうなじへ下がる。
俺は女の子みたいに息を荒げ、よりいっそう、強く真護にしがみつく。
あんなことの、あんな時間のもたらした唯一の利点は、全身がひどく敏感になったこと。
肩を甘く噛まれただけで俺はほとんどイキそうになってる。
おずおずと、手を伸ばし、真護のそれに触れる。
絹のようななめらかな手触り。
この部分が俺の中に入って、俺を内側から狂わせるのだ。
胸がどきどきする。
真護を思うだけで、胸がどきどきする。
真護。
真護真護真護。
何度呼んでも呼び足りねえ。
だめだ俺。
惚れてる。
「俺もだ靖友。ずっと一緒にいたい」
そんなこと言わねえでくれよ。
あんたはいつもみたいにすまし返ってろよ。
でないと俺。
俺…
真護の指が俺のそこに忍び込んで、俺のいいトコを探す。
そんなことしなくたって、俺、もう、とうになか、トロトロ。
真護、おまえのが欲しい。
今すぐ…
「…って顔してるぞ。欲しいのか」
るせえっ。
反射的に出そうになった言葉を飲み込む。
「欲しい」
素直に言葉にすることは、面はゆくて、こそばゆくて、でも本心だ。
紛れもねえ。
「いい子だ」
まじまじと俺を見てから真護は深く頷き、
「俺なんかでよければ、いつでも可愛いがってやる」
なんかじゃねえヨ。
あんただからいいんだ。
あ、そこ。
俺、俺…
真護のすらりとした堅いやつが、俺のなかを貫いたり、戻ったりする都度に、俺は熱く息を吐き、抱かれてるよろこびに酔う。
もうつらくない、怖くない。
俺の眦から、熱い涙が一雫。
真護が指先ですくいとり、自分の唇に当てた。
「もうどこへもやらない」
「ああ。ああ。それでいい」
「かわいいやつ」
「俺の真護。俺の、俺のっ」
真護が俺の中に放ち、俺はシーツに放った。
殆ど同時だった。
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