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三人三様16 再び~R18腐二次創作弱虫ペダル福新泉、泉田目線
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我が家だーっ! って飛び込んで欲しかったけど、記憶のない隼人はキョロキョロしてるだけだった。
寿一が抱き上げて、花嫁のように家に入れる。
隼人は自分を楽々抱き上げる寿一の筋力に見惚れているようで、抱き上げられたまま、あちこちの部屋をうろうろして貰っていた。
あのまましばらく二人で遊ばせとこう。
僕は夕食の支度を始めた。
しゃぶしゃぶとうどん。
牛しゃぶと豚しゃぶ用意したら、目を丸くしてる。
『これ聖別されてる?』
そうくるかっ。
そうなのだ。
堪能な語学力が災いして、彼は日本語力までもかなり失っていた。
箸も珍しそうに見る。
まあ使うには使えたけど。
それでも本人だ。
十分だ。
問題は…
問題は彼が誰と寝るかということなのだ。
抱いて入ってきた以上、彼氏は寿一だ。
では僕はここまでなのか?
えっ。
そんなのあんまりだ。
でも、それが隼人の決断なら…
涙に霞む目で、隼人を見つめる。
これでお別れでもいいように、しっかり目に焼き付けておこう…
と見つめてたら、本人と目が合った。
「Come on boy」
え?
僕?
寿一は?
「you're my lovers, aren't you?」
涙が溢れた。
隼人っ!!!!
僕は大好きな人の胸の中へ飛び込んで行き、そんな僕ら二人ともを、寿一がしっかりかき抱いた。
おかえり隼人。
僕も言う。
おかえり隼人。
「ただいま」
片言みたいに隼人が言う。
そう。
僕らは三人…
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