アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
9日目
-
俺様がそう言うと、クスクスと笑い始めるアンパンマン。
いや、今の結構本気で言ったんだけどな....?
思わず固まっていると、アンパンマンが俺様のことを抱きかかえたままベッドに横になった。
そのまま、目を合わせて話しかけられる。
「ある意味、僕はばいきんまんに一生敵わないかもね」
「ある意味って、どういうことだよ?」
「ばいきんまんが、すごく可愛いってこと」
「意味わかんねぇ」
俺様は可愛くねぇし、いつまでそんなふざけたことを言うつもりなんだ。
しかも、耳元で囁かれたせいで肌が粟立ったのも少しムカっときた。
きょうは虫の居所が悪い日なんだろうか。
「そろそろ、お風呂入ろうか」
「........」
「どうしたの?」
俺様が反応しなかったからか、心配そうに顔をのぞき込んでくる。
顔が、近い。
「お前、風呂入ってる時も出てからも、変な事すんじゃねぇぞ!」
今日まで夜ふかしして明日また時間を無駄にするのはごめんだ。
絶対早起きしてやる。
言われたときはポカンとしていたアンパンマンも、理解できたのか笑みを浮かべていた。
「わかったよ、今日は挿れない」
アンパンマンから入れないという言葉が得られたから、俺様は風呂場に向かっていった。
「うそ....つきぃ!」
「なにが?」
「変な事しないってっ....言っただろ....っ」
アンパンマンはそう言った。絶対に言ったはずだ。
なのに、風呂に入って身体を洗うとなったときに、乳首を執拗に触ってきた。
今もずっと触られ続けて、俺様の乳首は赤くなっている。
俺様の肩に頭を乗せているアンパンマンを、横を向いて睨みつける。
それが、アンパンマンには逆効果だったようで、一層面白そうに笑った。
「僕は挿れないって言ったんだよ?触らないとは言ってない」
「っ....」
確かに、わかったとは言ってたけど、その後に「今日は挿れない」としか言ってなかった....かも。
なんでちゃんと確認しなかったんだ、俺様のバカ!
「それに、気持ちイイでしょ?ほら」
そう言って、俺様のモノから出ている先走りを指ですくって見せてくる。
「そんなことな....んぐ!?」
「綺麗にしてね」
そして、その指を俺様の口の中に突っ込んできた。
先走りを舌に擦りつけるようにしてきて、しょっぱさと、自分の出したものを舐めているという気持ち悪さが広がる。
「ングっ....ふ、んっ」
上顎や歯茎をなぞられて、くすぐったいような感覚に襲われる。
そのまま、今度は頬や舌の裏側をいじってきた。
唾液の出る場所をいじられているせいで、クチュクチュと音がなって恥ずかしいのに、すごく気持ちいい。
「んぁっ、ふうっ、う....んっ」
乳首と口内への愛撫で、口が開いてしまって端からはよだれが垂れていた。
「よだれ垂らすほど気持ちイイの?苦しそうだし、イってもいいよ」
そう言って乳首を引っ張られて、呆気なくイってしまった。
肩で息をしていると、口から指がズルっと引き抜かれて、そのまま、後ろの穴にあてがわれた。
「なにしてんだよ!?」
あわててアンパンマンの脚から降りて、向き合うように床に座る。
これなら後ろから不意打ちとかされないだろ。
「ばいきんまん今日はすごい嫌がるね、どうしたの?」
「俺様は変な事するなって言ったし、明日は早起きしたいんだよ!」
それと、今日は嫌がるじゃねぇ、いつも嫌なんだよ!
説明したのに、いまいちわかってないのか考え込むアンパンマン。
もう1回言ってやろうとすると、急にハッとしてから目を輝かせて俺様のことを見てきた。
いや、お前、何がどうした。
「ありがとう、ばいきんまん!まさか、ばいきんまんが覚えてくれててこんな事まで言ってくれるなんて、思ってもみなかったよ。そうだね、僕も我慢する。早く寝て、明日一緒に早起きしよう」
俺様に抱きつきながら早口で言ってくる。
話の半分も理解出来ねぇけど、今日は我慢するらしいし、早く寝れるし、よかった....のか?
風呂を出た後もアンパンマンはずっと上機嫌で、寝るときに俺様の額にキスしてきたから、思わず頭を叩いたのにニコニコするだけで本当に何もしてこなかった。
なんか、気持ちわりぃ。
違和感を感じながらも、目を閉じるとすぐに眠気が襲ってきた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
47 / 116