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次の日
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あの事件の次の日、いじめが始まった
最初はバスケ部だけだったのに、日に日に全校生徒が僕を軽蔑し、いじめられた
特にキセキの世代から
殴られ
蹴られ
ズタズタにされ
痣はいたるところにでき
あげくのはて
片目が見えなくなった
こんないじめが一年続いた
僕はもう生きているのかさえわからなくなっていた
「あぁ…もう…僕、死のう…かな…」
なんて毎日、空を見上げつぶやいる
もう体も心もなにもかも限界だ
しかも、人に会うことすら怖くなっている
人の顔を見るとガタガタ震えてしまう
親でも怖くなっていた
僕は明日、退学届を出そうと思っている
もう我慢しきれない
母は高校には楽しく行って欲しいと言うので
高校には行こと思っている
キセキや帝光の人達がいない所に…
もう絶対に会いたくない…
「怖いよ………うぅ…うぁ…」
涙が止まらない…止められない…
この時、母が僕を包み込んでくれた
僕はビクッとなったが母の暖かさでさらに涙が溢れ止める事は出来なくなった
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