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「エリート…」
「お前本当なんも知らねーんだなあ、パンフに書いてあったぞー」
まじでか
あんなもんそっこーゴミ箱にインストールしたわ
「まぁまぁ、でもやっぱりそんな特別な人達だからファンもものすごく多くて、近付くだけでも親衛隊…って言うのかな?まぁそういう人達に叩かれるって聞いたことあるよ?」
「まじかよこえーな」
「うん、だからあまり関わらない方が良いかもね」
「ッサー!!」
了解の意味を込め俺は敬礼をした
しかし男同士でファンとか親衛隊とか正気の沙汰じゃないと俺は思いました!
その後俺達は寮に向かうべくキャッキャウフフと廊下を歩いていた
無駄に広い廊下に圧倒されつつも何とか寮に着くと、何故か人集りが出来ている
人でも死んだか?と人を掻き分け覗き込むとそこには今朝のムカつき王子が居た
しかも今朝の俺に対する態度とは真逆で
『キャーーッ!!秀人様ーーー!!!』
男のくせに嬌声にも近い黄色い声を上げ失神しそうなくらい発狂している姿にかなりドンビキした
その中心に居る人物も、困り気味だがニコニコと手を振ったりしている
(…なんだあいつ…朝と全然ちげーぞ)
自分との対応の較差に若干イライラしつつも目を合わせないように俺は急いでその場を去った
数秒遅れで2人が追いかけてきた
「どうしたんだよまこー」
「真何かあったの?…もしかしてあの人?」
察しの良い歩の言葉に黙って俺は頷いた
「まじかー…でも何かさっきのまこの話からは想像つかねーくらい紳士的だったぞー」
「そうだねぇ、てっきりもっと怖い人なのかと思った」
「……………」
おかしい…
朝のアレは幻覚だったのか?
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