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そしれにしても…
チラッと天野を見る
その顔はとても端正で、思わず溜息がでてしまうほどだ
長い睫毛に縁取られた瞳は伏し目がちで、どこか憂いを帯びた様な儚い雰囲気を醸し出している
通った鼻筋、薄い唇から覗く赤い舌先はひどく情欲的だ
まぁ、相手がコイツじゃない+女性限定であればどんなに最高だったか
しかし、どんなに顔が整っていても性格悪けりゃ最悪だ!!
それはそうとコイツ…
何で人前だと大人しいんだ?
何か企んでるとか?
コイツが俺に対してこんなに愛想良くするのは何か裏があるはず…
「どうしたん?まこっち、ものっそ顔で秀の事食い入る様に見つめて」
「ーーッ!いや、何でもねっす…つかまこっちってなんすか」
やばいやばい
思わずガン見していたようだ
「えー、かわええやんまこっち」
「ダンディーな俺に可愛さは求めてないんで…ハードボイルド.J.まこって呼んでください」
「なげーし、何でミドルネームみたいんなってんねん、それにJって何やねん」
的確なツッコミを頂きました
「さて、そろそろ昼休みも終わりだし…僕たちはそろそろ行くね!」
「あ!はい!気ぃーつけてくださいー」
「あはは、ありがとう」
それじゃあと俺たちに手を振りエリートの方々は颯爽と帰っていった
残された俺たちはと言うと
嵐の様な出来事についていけず、グッタリとテーブルに突っ伏していた
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