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そのまま俺は担がれながら、部屋を出た
向かった先は奴の部屋
ぶっちぎりで嫌な予感しかしない
「あ、の…天野、くん?」
「…何?」
俺の位置からは、奴の後頭部しか見えないが
奴が今どんな表情をしているのか容易に想像がつく
まぁ、おそらく無表情だろう
部屋に入ると、案の定というかやっぱりベッドの上におろされた
訂正、正しくは落とされただ
「へぶッ‼︎」
顔面を強打し、鼻っ柱の痛みに若干涙目になりながら奴を睨む
が
もはやそれどころではなかったって事を俺は悟る
ーーギシ
「さっきの続き…」
上気した顔
ハァ…と漏れる何とも色っぽい吐息に思わず胸が高鳴った
目を
逸らさなきゃ
そう思うのに体が言う事を聞かない
ふざけんな今まで誰が育ててやったと思ってんだ、こういう時に言うこと聞かないでいつ聞くんだよ
今でしょ!ってやかましいわ‼︎
状況はあくまでシリアス
なのに俺の頭の中はテンパりすぎて軽くヘブン状態
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