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君がためおしからざりし…4=SIDE S=
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俺の言葉にカリ首をくちくちと刺激しながら、西覇は笑う。
「及第点あげてもいいかな。オレはオレのモノを誰にも触らせたくはない」
その言葉だけで、身体の軸からジンジンと熱をもちカウパーが後から後から溢れて内股を濡らす。
「ッはぁ、ハァ、ッセイ、ハ……っ」
昨日とは違い弄ぶような動きではなく、意思をもって攻める動きに腰が揺らぐ。西覇も欲情しているのだと、空気で分かる。
「成春さん。期待しすぎ。ちんこもうぐちゃぐちゃですよ」
濡れた手で、尻をさぐりアナルに指を押し当てる。
名前を呼ばれただけでぞくりと身体がわななく。
「オレにハメられたくて仕方ないってやらしい顔してる」
ジンジン全身が熱をもってしまい、西覇のいうとおりはしたなく求めている。
まだ、玄関に入ったばかりなのに。
靴箱に体を寄り掛けて、体を支えるので精一杯だ。
「っ、う、ック、セイハ、セイハっ、俺、セイハがほしい」
「成春さん、オレが触れたらいつでも欲情して、穴を差し出して」
舌をくちゃくちゃさしこみながら、耳元で洗脳するように西覇は囁く。
俺は、言葉に誘われるように腰を突き出して、当てられた指を自ら飲み込むように挟みこみ、腰を揺らす。
「もっと、奥まで咥えられるよね。きもちいいよ?」
俺をためすように、囁き指を二本に増やされ、俺は脚を開いて尻を突き出して、自ら奥までくわえ、
「っひ、あ、ああ、あ、セイハ、あう、ック」
玄関の床へと劣情を撒き散らし、あさましい姿を晒す。
「無理矢理じゃなくても、オレを求めてもらえて嬉しいです。オレは貴方に欲しいと言われたいんです。わかりますか」
俺をグッと抱きよせる力は、記憶よりずっと力強い。
俺を真摯に見つめるその眼は、昔見た西覇の眼で、何も変わらない。
「セイハ、ほし、い。セイハの、入れてくれ」
覚えているのは、一度だけ。
また、抱いて欲しいとずっと願っていた。
そのためなら、何をしてもかまわないと思っていた。
だけど……。
いまは、セイハのだけが欲しい。
セイハだけのモノになりたい。
「良くできました」
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