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続 最悪の出会い
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翌日、学校に行くと一つの噂で賑わっていた。その噂とは…
「イケメン保健医が来た」というもの。
はっきり言って、ここは男子校だ。本来なら、美人保健医が来た!と言って喜びたいと思うのだが…。
どうやら、北高の生徒は変わっているらしい。
どちらにせよ、あまりそういった事に興味の無い一馬は「ふーん」と聞き流していた。
まさかその数分後、早くも「イケメン保健医」とやらに世話になるとは思ってもみなかった。
「おい!保健の先生はいるか!!」
ガラッと一馬は保健室のドアを乱暴に開け、中に向かってこれまた大きな声で怒鳴った。
「騒々しいぞ!保健室では静かにと習わなかったのか?小野先生」
深いため息を吐き、白衣をひらめかせて現れたのは…あのいけ好かない隣人だった。
「はっ?」
一馬は本来の目的も忘れてその場に立ち尽くした。
(待て待て待て!何でこいつが学校にいる!?まさか新しい保健医って…)
「そうだ、俺が新しい保健医の神谷だ」
一馬の考えを読んだように、神谷はツンとして答えた。
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