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暑い夏、溶けるアイスと… #日向side
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「うぉおぉ!あっちぃ〜…!溶ける〜!!」
「うるっせぇ馬鹿!暑くなるから暑いっていうんじゃねぇ!」
「んじゃさみぃ……!!!」
夏。おれの大好きな大大大好きな、夏だ!!!!
長いようで短かった合宿も終わって、今日の練習も終わった。
今から影山と、俗に言う……デートってやつだ!
「あ、なぁなぁ影山〜」
「んだよボゲ」
「ひでー!おれ、アイス食べたい!ソーダのアイス!」
「お…いいな。買ってくぞ」
「ぃやっほーいっ!」
よく行く駄菓子屋で二人分のアイスを買う。
おれのはソーダで、影山のはスイカの!
あとでちょっともーらお。
「うんめ〜…!頭いてー!」
「クソあちー…」
「暑いっていうと暑くなるんだぞ!!」
「うるせーバカ日向」
「バカっていうな!」
河川敷にすわっていつもみたいに話してアイスを食う。
すっげー幸せ!
ただ、アイスが溶けるのがはえー…!!
「なぁ影山〜、影山のアイス一口くれよ!」
「あ?ん、おう」
差し出されたアイスにかぶりつく。
種に見せたチョコがいっぱい食べれるように、ちょっと頭を使って沢山チョコが見える右端のほうを大きく。
前は影山、こーゆーの怒ったけど最近全然怒ってこなくなった。
「ありがと!影山!
影山もおれの、食う?」
「おう…っておま、垂れてんじゃねぇかぼげ!」
「あっわ…!ほんとだ!どうしよ…っん」
しどもどしてると影山がアイスのついた手を舐めてきた…!
何やってんだ!って思うけど、ちょっと本当は嬉しい。
「っん、…えろ、影山…」
「…変な声出してんな、バカ日向」
「ちょ…たんま…たんまッ…影山っ」
くすぐったくて、なんか変になっちゃいそうで目瞑ると、唇にやーらかくてあったかいものが触る。
あ…これ。影山の唇。
好き。たまんなく好き。
おれの唇をあまがみするみたいな影山の唇に軽く舌を触れさせる。
すぐに影山がおれの舌を絡めとって影山の舌と合わせる。
……やばい、好きがとまんねー…。
「っん…ふぅッ…ぅん…っ」
「っ…ン…日向、アイス溶けた」
「アイス…いいから……影山、ちゅ…」
「…おう」
アイスより溶けちまった、おれの影山への
大好き。
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