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ティアーズバッドドリーム~R18腐二次創作*ャニーズっぽいどこかのプロダクション
侵入者~R18腐ニ次創作*ャニーズっぽいどこかのプロダクション潤受
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約束の時間になっても潤が現れないので手分けして探すことになり、俺は自宅を担当させられた。
自宅なんかにいる訳ないっつーの。
とっくに出てるって…わああ!
いた!
若い男にのしかかられて唇を貪られている!
俺に気づいて必死で呼ぶ
「リーダー助…」
「潤!」
飛びついて助けようとしたら、反撃を食らって壁に激突、俺は意識を失った 。
意識が戻ると僕は後ろ手にいましめられ、口にはダクトテープ。
男はすでに潤の後ろを使って大いに猛っているところだった。
「いいだろう、いいだろう潤。こうして貰いたかったんだろ」
「止めろ。止めろ。おまえなんか知らない!」
「知らない訳ないだろう!いつもテレビとかステージから、僕にしてくれしてくれって。あんまりねだるから来てやったのになんで『誰?』とか言うんだよ」
ストーカーだ…
「ほんとに僕は君を知ら、ああっ」
「白ばっくれるな!もう何千回もこうして抱き合ってきたじゃないか」
「そんなことしてない!」
「ああ。潤は嘘つきだなあ。罰を与えなきゃ」
いきなり男は潤の肩を噛んだ。
「うわあっ」
潤の肩口からたらたらと鮮血が滴る。
止めろ!
僕は叫ぶがダクトテープに阻まれ声にならない。
「リーダー、リーダー、こいつどうしたらいいんだ!」
そんなこと、言われたってわからない…
と、僕は自分の両手をいましめているものが手錠とかでなく、これもダクトテープであることに気づいた。
これならやりようで切れるかも。
潤の居間のガラステーブルには一カ所だけ欠けたところがあって、そこにうまくテープを当てれば切れるかもしれない。
僕は男に気づかれないよう、少しずつ移動した。
血だらけの潤をいたわりもせず、男はぐいぐいと突くばかり。
潤のそこは引き裂けて、こちらもかなりの出血をみている。
「痛い…耐えられない」
「いつもやってるんだ。痛い筈がない」
「いつもなんかやってない!」
「嘘つき!」
ストーカーはついに潤の首に片腕を巻き付けて締め始めた。
「こうやってヤるとさ、後ろが倍締まって、めちゃいいんだよね」
「ああああ…」
潤はもうほとんど意識をなくしてる…
死ぬな潤。
潤!
その時手首のテープが切れた。
「潤!」
間一髪、僕は男を殴り飛ばし、潤の命を守ったのだった。
僕らはティアーズの事務所にまず電話し、アクシデントセクションと話した。
10分たたないうちにスタッフが来てくれ、潤を診察し、男を連れ去った。
彼はもう一生世間には出られない。
警察に引き渡されることがない代わり、闇の世界で一生奴隷のように使われるか、どこかで臓器としてバラバラに使われるかのどちらかとなるのだ。
ドクターの許可が出たので僕は潤に会った。
潤は子供のように泣いていた。
「あんなやつに…あんなやつに…」
涙が後から後から流れてくる。
「命残ったことを喜ぼうよ」
「リーダー!」
潤が僕を組み伏せる。
「キスして。あいつの感触忘れさせて」
いいざま潤が乱暴にキスしてきて、僕は困ったけどされるままになるしかなかった。
拒んだらきっと、潤は自分を穢れたもののように感じるだろう。
あきれるほど長いキスに耐えて、やっと潤は唇を離した。
「ごめん」
「いいんだ。とりあえず寝な」
「うん。リーダーずっといてくれる?」
「いいよ。おやすみ」
「おやすみ」
瞳を閉じた途端潤は、子供のように眠りに陥ちた。
人気商売ゆえのリスク。
僕も先輩方も経験がある。
乗り越えなくちゃ明日はない。
でも…
「おやすみ潤」
僕はもう一度行って部屋を出た。
おやすみ潤。
全部夢になりますように…
完
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