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(真緒side)
葵さんに部屋に連れて来られて、ドアを閉めるなり口を塞がれた。
「っん、ふ…」
お酒の味する…
顔を大きな両手で挟まれて深くキスされる。
舌が絡んで吸い上げられる度に腰が抜けそうになって。
「ぁ…は、葵さ…んんっ…」
苦しくて首を振るけどすぐ塞がれてしまう。
「はぁ…っ、あ、ぁあ…!」
俺にもたれかかるように抱きついてくる葵さんが下半身を俺のに押しつけてきて。
「真緒…、すげーシたい」
「っん、ぁっ…よ、酔って、るん…ですかっ…?」
「…酔ってねぇよ」
それだけ言って、葵さんは俺の手を引くとベッドに押し倒してきた。
上に覆い被さってくる葵さんは明らか酔ってるようにしか見えない。
「葵さん…、」
「…なに?やめねぇから、俺」
「んっ…」
首筋に吸い付きながら服の中に手が入ってくる。
「あ、忘れないで…ください…っ」
「あぁ。…つか、酔ってないって言ってんだろ」
「ひぃっ…あ、あぁん…!」
片方の手がズボンの中に入ってきて、全部掴むように揉まれる。
「すげーグチャグチャ。何回イッてんの、お前」
「はぁっ…あ、また、んんーっ…」
それだけで呆気なくイッてしまった。
「ん…葵さん…葵さんっ…」
どうしよう…
身体の奥が疼いてどうしようもない。
ギュッと葵さんに抱きついてしまう。
引き離すこともなく抱き締めてくれた。
「…入れるぜ。力抜いてて」
頷くとズボンと下着を脱がされて、葵さんのが宛てがわれる。
そのままズプズプと入ってきた。
「っぁー…!」
「はっ…」
太い先端が入っただけでまたイッてしまう。
「真緒…、好きって言えよ」
「ふぅっ…ぁ、んっ、あ、あぁっ…」
大きい葵さんのを受け入れるのに必死で思考が他の事についていかない。
「言えって。真緒」
腰を打ち付けながら、耳元で言われてゾクゾクと感じてしまう。
「んぁっ…は、すき…っ、すき…葵さん…!」
「っ…」
「ひっ、ああぁん…っ」
葵さんのが奥に放たれて、俺もイッてしまった。
ドクドクと熱いものがお腹に注がれる。
「ぁ…ん…葵さ…」
「真緒…」
「ん、ふぅぅっ…」
深いキスに酔いしれながら俺は気を失った。
(葵side)
隣で眠る真緒を見てタバコの煙を吐き出した。
「はぁー…」
やっちまった…
記憶は全部残ってる。
だから余計に後悔がでかい。
「ん…」
少し頬を撫でると身じろぎする。
首筋から赤い痕が点々としていて。
…こんな付けたのか、俺……
「好きとか…。何言わせてんだよ…」
また溜め息を吐いてしまう。
もちろん自分自身に。
こんな自制できないの初めてだ。
年下に、バカみてぇ…
タバコを揉み消して新しいのを取り出す。
「…葵さん?」
火をつけようとしたら真緒が目を覚ました。
「寝てろよ。…まだ夜中だし」
髪を撫でると瞼を閉じた。
…新年早々無理させたな。
「あの、葵さん…」
だけどまた目を開ける。
「今年も、よろしくお願いします」
それだけ言って寝息を立てる真緒。
「…こちらこそ」
まぁ、こんな始まり方があっても悪くはないけどさ。
そう思いながら、眠る真緒にキスをした。
おわり
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