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※節分7
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「ッぁ”…やめ、いたっ、ぐっ…!」
みちみちと嫌な音がした。
急に押し寄せてきた圧迫感と身体が裂けるような痛みによって、今の状況が嫌でも分かった。
豪鬼のそれが俺の中に挿入っている。
信じられないことだが、このとてつもない苦痛はつまり、そういうことなのだ。
「っい”、た…い、豪鬼、頼む…抜いてくれ…ッ」
もはや敬語を使う余裕すらなく、涙でぼやける視線をこの美しい鬼に注ぐしかない。
幸い豪鬼も、俺があまりにも不慣れすぎるため挿れていても大して気持ちよくないようで、無理に動くようなことはしなかった。
「ちっ、まったく面倒だな…」
そうぼそりと愚痴をこぼし、俺は痛みに顔が歪みながらも希望を抱いた。
ようやく、終わる…?
安堵に少しだけ力が抜けた。
ほっと胸を撫で下ろしたその時、豪鬼は口を開いた。
「おい人間。こっちを見ろ」
何かを決め込んだような声音だった。
言われるがままに、恐る恐る視線を合わせた瞬間。
ーーぞくぞくぞくッッ
「っんぁあっ!?」
背筋にとんでもない快感が走った。
身体の芯が熱く火照りだし、ベランダ中にぶわっと甘い香りが広がった気がした。
ドクンドクンと鼓動が速まり、自然と呼吸も乱れはじめる。
捏ねくり回された乳首はつんと疼き、感じる場所を執拗に弄られた性器は触れてもいないのにカウパーが溢れ出し、俺の身体は制御不能な状態になってしまった。
「あっ、あああ…なに、これっ!?」
身体全てが快感に溺れて行く。
何が起こったのか分からない俺は、縋るような思いで豪鬼の腕にしがみつくことしかできなかった。
「くくっ、そんな愛らしい行動を取ってどうした?身体が、熱いか?」
まるでその原因を知っているかのような素振りで問いかけてくる。
その通りである。
身体が熱い。ものすごく熱いのだ。
素直にこくこくと頷く俺を見て、豪鬼は満足気に言った。
「だが、これで動きやすくなった」
他人事のように笑い、ついに。
「動く、ぞ」
ーーずちゅっずちゅっ!
「〜〜っあああッ!」
中に挿れられたそれが動き出した。
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