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小スカ6(完)
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「は、ぁ…だいすけ…さん…俺、頑張ったよ……」
息が整っていないまま、たくあんはふへへと困ったように笑った。
「よしよし、いい子だね」
そっと喉元を撫でてやると嬉しそうに微笑んだ。
「大輔さん…、俺大輔さんが本当に…本当に、大好きっ……」
たくあんは恥ずかしそうにもそもそと動き、俺にぎゅ、と抱きついてくぅんと何度も鳴いた。
そんな仕草が愛おしく、俺はたくあんの顔をそっとこちらに向け優しくキスをした。
「ん…ふ、っ…ぅ……!」
突然触れた唇にびっくりしたのかたくあんは俺の胸元をとんとんと叩いたが、もちろんやめてやらない。
「…んむ、ん……」
何度も角度を変えてキスをするうちに、だんだんたくあんからも積極的に唇を重ねるようになった。
今まで付き合ってきたやつらとは全く違うキスだった。甘く優しい、蕩けるようなキス。お互いがお互いを求め合う。偽りでも、嘘でもない。
目を開くとそこには、愛おしくてしょうがないたくあんの可愛い可愛い顔が映る。
俺の視線に気づいたのか、目を開けたたくあんとゆっくり視線が絡む。
こいつを、たくあんを、大事にしたいと強く思った。
何があってもたくあんを手放さないと、俺は胸の中で誓った。
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