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携帯攻め4
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「か、かえでぇ…っぁ、これ止めてッ…!!」
「…a lot of……」
あれから数分。
楓は英語の勉強に集中しているため全く俺を見てくれない。
もちろんこんな放置プレイの間にも長谷からはメールが来るわけで、カウントしたところ5回以上は届いているはずだ。
おそらく長谷は、さっきまで会話していた俺から全く返信が来ないことに疑問を覚えたのだろう。
文面は確認できないが、優しい長谷のことだからかなり心配しているはずだ。
やっぱりこのままでは長谷に物凄く悪い気がする。
「な、ぁ…楓!長谷にっ申し訳ないからッ、これ取ってぇ…!」
「長谷に申し訳ない、ねぇ…」
そう言って楓はふう…と溜息をつくと、身体をぐーっと伸ばした。
どうやら休憩タイムのようだ。
「京…もう勃起してるし」
楓は俺が横たわるベットに軽く腰掛け、股間に貼られた携帯を覗き込んだ。
「…長谷くん?とか言う人からすごい量のメールきてるよ」
「っ!早く、取って!!」
長谷とのメールを読まれたくなくて身を捩って逃げようとしたが所詮クリボー程度の力しか出せない俺は、あっさりと楓に負けてしまった。
「うーんと…『どうしたの京?まさかッ…死んだ!?』とか、『……俺のこと嫌いになったのかよ……泣』とか色々きてるねー。あ、また来た」
「や、やめろ!も、はやく…止めてくっれ…!!」
「なになに…『もういい、今からお前ん家行くから!』だって。なに、この長谷ってやつ家まで知ってんの?キモ」
楓が無表情のまま言い放った。
かなりビビった。
楓が、”キモ”とかそんな酷いこと言ったこと今まで一回もなかったし、かなり冷たい目をしている。思わず鳥肌が立ってしまった。
で、でも!だからと言って長谷のことを悪く言うのは見逃せねぇ!
「長谷のこと悪く言うな!あいつはめっちゃいい奴なんだぞ!?手繋いで移動教室連れてってくれるし、失恋した俺を抱き締めてくれたり、本当に良いっ、んんぅむ!?」
長谷の長所を挙げていると、ガタンと大きな音が聞こえ、音の方へと振り向いた瞬間、楓に荒々しく唇を塞がれた。
「んんっ、む、んくっ、んん”ぁっ!?」
口内に入ってきた楓の舌に意識を奪われていると、いきなり激しい快楽に襲われ身体が震えた。
チンコにくっついていた携帯を強く押し付けられてしまったのだ。
「ッふぁんん!!」
背中から足先へと快感が駆け巡った。
「なんなのそれ…手繋いで移動教室?はあ?意味わかんないだけど。あと失恋って何?俺全然聞いてないし」
「…痛ッ!」
ギリギリと俺の肌に楓の爪が食い込んできて痛みが走る。
なんでこんなにキレてるんだよ!?
良い加減にしろ、と言おうと口を開いた瞬間、軽快なリズムの着信音と重なった。
「チッ。…着信、長谷からだってよ?どうすんの、出るの?」
長谷…から?
「も、もちろん出るに決まってんだろ!だか、ら携帯っ返せぇ!」
「ふぅん、出るんだ。別に良いけど。ほら」
『あ、もしもし京?大丈夫か!?』
下半身から長谷の声が聞こえてきた。
つまり楓は俺のチンコに携帯を貼り付けたまま通話ボタンを押したのだ。
しかもご丁寧にスピーカーモードにして。
「喘ぎ声出さないようにがまんしてね」
そんな中、楓は意味深な言葉を俺の耳元で囁いた。
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