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※七夕の日(後編)
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「無理だよぉっ!お尻になんか入る訳ないから!」
一気に顔が青ざめた。
なによりも淡々と言ってのける織姫が一番怖い。
「大丈夫だって。ていうか、彦星さんには拒否権ないよ?だって彦星さんの身体は僕の管理下にあるんだもん。例えば…彦星さんがどれだけイキたくても僕の許可がないとイケない、みたいな感じかな。こんな感じでさ!」
「っああ”ぁぅ!」
どぷどぷと溢れ出てくる先走りを無視して織姫は俺のチンコの根元を押さえつけた。
瞬間、鋭い痛みが走ったがそれも謎の気持ち良さを運んできた。
「あれれ?もしかして気持ち良い?あは、とんだ淫乱だぁ」
織姫がにやりと笑った。
「だったらお尻なんて余裕だね。むしろ、癖になっちゃうんじゃない?」
そう言ってつぷっと人差し指を中に挿れた。
ぎちぎちと嫌な音がしたが、特に痛みがあるわけでもなく異物感が気持ち悪く感じる程度だった。
「ぅぐっ…きもち、わる……」
「やっぱ苦しいかな?少し力抜いて」
言われた通り力を抜こうとするが、中々うまくできない。
そんな俺をみて織姫は不敵に笑い、そっと顔を近づけた。
織姫の綺麗な顔が目前にあり、ドギマギしているとふいに唇と唇が重なった。
「んっ…!」
思えばこれが初めてのキスだ。
その感覚に戸惑いながらも、力が抜けていくのが分かった。
気がつけば指は3本になっていた。
「ほら、すんなり入ったでしょ?じゃ、そろそろ気持ちよくしてあげるね」
唇を離した織姫は中にある指を3本バラバラに動かし始めた。
さっきよりも異物感が増し、一回ストップ!と言おうとした瞬間ーー
「ふゃああっ!?」
コリコリとした部分に指が掠った。
そしてそれと同時に背筋を駆け上った快感。それは初めてのものだった。
「あ!ここかな?彦星さんの前立腺」
前立腺、なるものを発見されたようで織姫は重点的にそこを責める。
その度甘い喘ぎが口から漏れてしまう。
「そろそろ…挿れるね」
ーーずぶっ!
「あああっあ”!?」
織姫を全力でぶっ飛ばしたくなった。
こういうのってムードっていうものが大事なんじゃないのかよ。そろそろ挿れるね、とか言った0.1秒後に突っ込むとか最低じゃねぇか。
もしこれが女の子ならまだ許せたが男と知ってしまった以上、どうしても前のように接することができなくなってしまったようだ。
「はぁ、はあ…こんのっ、バカ…!」
「でも言った通りじゃない?だってこんなに感じてるんだもん」
ぐりっと織姫の先端の形を中の前立腺で感じた。
俺の身体はおかしくなってしまったのか、どうしようもなく感じて腰がびくびく跳ね上がってしまう。
「よーし。それじゃ、彦星さんチャレンジいってみよう!」
場に合わない声で織姫が楽しそうに言った。
「ちゃ、れんじ…?」
「そ。俺が30数える間に彦星さんがイっちゃうチャレンジ!」
一瞬こいつの頭を疑った。
織姫が何を言っているのかさっぱと理解できない。
「ごめん意味分かん」
「さあいくよーー!」
「ええ!?ちょ、まっ、ああんっ!!」
俺の制止を全く聞かずに織姫は俺の腰をぐっと押さえつけた。
そして、その瞬間から、織姫の猛ピストンは始まった。
パンパンと肉と肉がぶつかる音が俺の下半身から聞こえてきた。
ギリギリまで抜いては一気に入り込む猛獣のような腰使いに俺はもう何も考えられなくなった。
「あははっ!彦星さんガックガクじゃーん♪」
「やらぁああっ、激しっ…ふうううんんッ!!」
こうして7月7日の七夕の夜には、彦星の喘ぎ声が響き渡ったそうな。
君も夜空を見上げてごらん。
あの光り輝く星たちの中、彦星様の先走りがキラリと輝くことだろう。
こうして2人は幸せに暮らしましたとさ。
とーびんと。
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