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※不良生徒×教師4
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「んっ、はぁ…ァ」
あれから何分くらい過ぎたのだろう。僕は結局辻くんに逆らえなくて今に至る。
何と言っても、とにかく辻くんの視線が痛い。
パンツすらも脱ぎ去った自分の恥ずかしい姿をまじまじと見つめられているのが気配で分かる。
目の前に人が、辻くんがいるのに。それなのに、そんな状況にすら僕は興奮を覚えてしまった。
「ぅ、アぁっ…辻くん…んっ」
いつしか僕の頭の中の妄想は辻くんで一杯になった。
頭の中でクリアに映像が流れる。
今僕がいるのはベッドの上。
動けないように手を押さえつけられどれだけ身を捩っても逃げられず、ただ与えられる快楽に身を委ねる。
僕のチンコはひどく主張していて、緩く扱かれたり甘く嬲られたり。
イケそうでイケないもどかしい刺激に先端からは甘い蜜がとめどなく溢れてきて。
細くてゴツゴツした指は僕の首をゆっくりとたどり、鎖骨から肩へ、肩から脇、そして脇から真っ赤に火照った胸へと。
僕の小さい胸を優しく撫でまわし、乳輪をくるくると時計回りに辿りやがては紅く色づく乳首へと。
何度もしつこく弄り回す彼は楽しそうに微笑み、ツンと上向く乳首にクッと爪を立てる。その瞬間に訪れた快楽。声を抑えようにも手は彼に掴まれ、口元を覆うこともできずにただ僕は喘ぎ声をあげる。
「んあぁッ!…つ、じくん…ぅ!」
快感を与える、彼。
妄想の中の辻くんによって。
ーーそろそろイキてぇのかぁ?
頭の中の辻くんは艶やかな声音で僕に尋ねる。
果たしてイかせる気持ちがあるのか否か、妄想の中の辻くんは焦れったく僕のチンコを下から上へと撫で上げた。
「ふぅっ…ん…、も、焦らすのやらぁ…イかせて…欲し…!」
僕に覆いかぶさる空想の中の彼を、見つめようと目を薄く開く。
その途端、耳に入った低くて深い声。
「なあセンセ…それ、俺に犯されてんのか?」
背筋が凍った。
目の前にいたのは妄想よりもっとリアルな辻くん。
あいも変わらず制服は爽やかさの欠片もなく、耳にはピアスの穴すらも空けている彼。
現実の辻くんの姿を見て、僕はハッと我に帰った。
僕はなんてことをしてしまったのだ。
彼が見ている目の前で僕は自慰行為に没頭し、挙げ句の果てには辻くんで妄想。己の指で乳首を弄りチンコを焦らし、それを辻くんのものだと思い込み興奮する。
ぼ、僕はとんだ変態じゃないか……
「ああっその、辻くん!!ごめんねっ…そ、そうだ!今日は用事があるんだった…!じゃあね辻くっ、むうう!!」
「ストップ、そこまで。俺の目の前で俺をオカズに妄想しておいて…用事があった、で済むと思うなよ。おら、見ろよセンセ。先生のせいで俺のもう臨戦態勢入っちゃったんだけど?」
「もがっ、むぐぅ!」
想像より暖かい彼の手で口元を覆われ、想像よりもっと強く僕の手は掴まれ、想像より遥かに色っぽい呼吸をする辻くん。
彼は猛獣のような雰囲気を身にまとっていてものすごく怖いはずなのに。
身体の中心が軽く膨らんだ辻くん。
僕に欲情しているんだと思い込んでしまう。
こんなよれっとしたおじさんなんか眼中にすらないなんてことは十分理解している。
でも僕は……彼に、犯されたいと思ってしまったのだ。
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