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※浮気系3
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社長に目をつけられたのは、はっきり言って僕自身のせいである。
残業で1人会社に残っていたその日、僕は。
「ん…っふ、ぁ……」
疲れた身体を慰めるように、自慰行為に浸ってしまっていたのだ。
そしてそれを
「葉口くん、何をしているんだ?」
「ぁ…しゃ、ちょ…!?」
社長に見られてしまったのだ。
「仕事熱心な葉口くんに差し入れを持ってきたのだが…君は一体何をしているんだ?」
カツカツと革靴の心地良い音がだんだんと近づいて、僕の目の前には社長が。
社長にズボンの前をくつろげた情けない姿を晒してしまい、目元にじんわりと涙が溜まった。
「こ、れは…違うんです…!」
「何がどう違うんだ?会社のオフィスで自身を慰め、厭らしく顔を朱色に染めて君は善がっている」
そうだろう?と尋ねられ、僕はもう何も言えなかった。
穴があったら入りたいと心底思った。いつも優しく頼りになる社長に、自分のあられもない姿を見られてしまったのだ。弁解の余地もなく、ただ社長に軽蔑されるのを待っているといきなり
「んっむぅ…!?」
僕の唇に社長の唇が重なった。
何事かと思い身を捩れば後頭部を優しく押さえられてしまい社長から逃れることを出来なくされた。
そしてそのまま唇をねじ割って舌が侵入し、口内を余すことなく侵される。
想像していたことと全く別なことが起こり、頭が上手く回らなかった。
身体中にどくどくと血液が流れ始め、気付けば額にうっすらと汗が滲んでいた。
「っんふっ、はぁ…はあ……!」
長い口づけがようやく終わり、肺いっぱいに空気を吸い込み社長を見上げた。
「な…にを、されて…っ」
困惑した表情のまま社長を見つめる。
「…欲求不満な葉口くんに、思う存分快楽を与えてやろうと思ってな」
「そ、そんなのっ要りません!それに僕には嫁がっ…!!」
「嫁?そんなもの私には関係ない。これは決定事項だ。これから毎日、君を甚振ってあげよう」
これが全ての始まりだった。
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