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※浮気系5
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「やあっ…あ、も、無理です……ぅッ!」
パンパンと肉と肉がぶつかり合う音が響き、中を思い切り犯される。
社長の昂りが何度も最奥を引っ掻き、一番感じる前立腺を重点的に攻められるともう僕は善がることしかできない。
「そろそろ…現実を見たらどうだ?葉口くん」
社長も感じているのか呼吸がさっきよりかは些か上がり、頬が軽く上気していた。
けれど言葉ははっきりしていて、僕の心にずしんと響いた。
現実。
この言葉が何度も頭の中で繰り返される。
「葉口くんは私とこういうことをするのに喜びを感じているのではないか?」
ぴたりと挿入が止まった。
「君は嫌だと言っていても、心の奥では期待をしている。今日はどうやって犯してもらえるのだろう、どれだけ気持ち良くなれるのだろう、そう思っているのではないか?」
どくんどくんと心臓が早鐘を打った。まるで心の底を覗かれているようで身体がぶるりと震えた。
「そんな……こと…」
言いかけた言葉は最後までは発せられなかった。
頭がぐるぐると回る。
図星だった。
社長に言われたこと、それは、僕が心の奥底に忍ばせていた淫らな真実。
幾度となく抱かれた身体はもう、社長ーー、悠仁さんなしでは満足できなかった。
「ひさ、ひと……さん」
呟くように名前を呼ぶと悠仁さんは一瞬驚いたような表情をしたが、すぐに口を開いた。
「ッ、悪い…少し焦りすぎたな。私は君を好いている。それはもうめちゃくちゃに犯してやりたいほどに。だから君が、君の嫁について全て吹っ切れるまで私は待つ」
「ぁ……、」
何か喋らなくては。
そう思うのに、頭が回らない。
そうやって言葉を模索していると、急に僕の性器に無機質で冷やりとするものが当てがわれた。
「そろそろ戻らなくては怪しまれるからな…ラストスパートとしようか」
そう言った悠仁さんの顔にはさっきまでの少し狼狽えた表情は消えており、いつもの色っぽい艶やかな表情に戻っていた。
僕の屹立の先端部分に押し当てられた少し滑りを帯びているそれは、さっきまで僕の中に入り快感を与えていたローターだった。
「私ももう我慢ができない。辛かったら言いなさい」
「ん…ん”ん”ぅんん!?」
悠仁さんからちゅっと優しいキスが降ってきた次の瞬間、ローターが勢い良く振動した。
「ぁあっあ”…っやめ、ぁ、待ってくださ…!」
敏感な先端を刺激され、だらだらと先走りが溢れた。性器を伝い、悠仁さんと繋がっているお尻にまで垂れてくる。更に滑りを帯びた悠仁さんはより激しく挿入を繰り返した。
「ああっ、はあ…んんッあ、んん!」
ヴーと規則的な振動音が鳴り響き、強く押し当てられると射精欲とともにある感覚が芽生えた。
「悠仁さぁっ、やめ、漏れちゃ…あッ!」
気づけばずっとトイレに行っていなかった僕の膀胱が悲鳴をあげていた。
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