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※三十路サンタ7
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「んむっ、ぅぁ!!」
貪るように角度を変えながらキスをする。
柔らかい唇を甘噛みし、味わうようにゆっくり舐めてやると鼻から抜けるような声が聞こえてきた。
「んっ…ふぅ…ッ…ぁ…!」
ふっくらとした形の良い三田のそれは酸素を求めて徐々に薄く開いてくる。
そうなればもうこっちのものだ。
開いた唇に無理矢理割って入り、熱くなった舌を搦めとりながら、舌先を触れ合わせる。
暖房の音が微かに聞こえるこの空間は、二人の呼吸や妙に甘ったるい雰囲気に染色されていく。
そんな中、だんだんと三田から力が抜けていくのが伝わってきた。
どちらのものとも分からない唾液が顎を滴り落ち、三田の赤く染まった首筋にゆっくりと流れた。
そのなんとも言えない妖艶な色気は、俺の理性を奪っていく。
もっと、もっといろんな声を聞いてみたい。
荒々しく上下する胸へと手を伸ばし、俺は器用にボタンを外す。
肌に直接触れゆっくり撫でてみると、三田自身の意思とは関係なしにどんどん手に吸い付いてきた。
薄い胸板を辿りながら、微かに主張し始めた突起を爪先で弾いてみると。
「ふっ、ぁ、!?」
三田はびくっと身体を跳ねさせ、何が起こったのか理解できない様子で俺の目を見つめて来た。
縋るようなその瞳はすでに蕩けきっており、更に俺の興奮を煽ってくる。
そのまま視線を絡ませキスを続けながら、突起を軽く摘まみ擦り合わせる。
「んんぅッ!」
びくびくと身体が跳ね上がった。
どうやら三田は胸も感じるようで、そこを虐めるたびに激しく仰け反った。
よほど慣れた人間でないとここまで感じることは難しいと思うのだが、三田のこの良すぎる感度は天然のものなのだろうか。
もしそうだとすれば、最高に興奮する。
今は唇を塞いでいるから分からないが、一体三田はどんな甘い声で鳴くのだろうか。
俺は絡ませた舌をゆっくりと引き抜き、ちゅっ…と軽いリップ音をたてて三田の唇を解放する。
「んっ、ぷはぁっ!!はぁはぁ…ッ!」
少し長めのキスで酸欠にでもなったのだろうか、三田は肩で大きく呼吸をしている。
「そんなに苦しかった?」
三田は高校時代サッカー部の部長を務めていたが、軽く汗をかきながら苦しそうに呼吸を繰り返す今の姿は、その時と類似して見える。
まるで、あの日に戻ったような錯覚に陥ってしまう。
「ばかっ、やろ…は、ぁ…俺…ムリって、言った…のにっ…!」
「はは、ごめんね。でももう…止めてあげられないから」
ーーちゅうっっ
「ッひぁあ…!!」
呼吸の乱れを整えようとするのも許さず、今まで指で弄っていたものを今度は口で攻め立てる。
口に含みながら軽く吸い上げると、三田の身体は従順に反応し、いやらしい声を漏らした。
男なのに薄いピンク色をしたそれは、快感を受け入れるかのように小さく震えている。
「ッぁ…ちょ、待っっ…ぁあっ!」
制止を求める声も聞こえぬフリをして、可愛らしく隆起した乳首を何度も攻める。
舌先を尖らせ中心に触れたり側面を甘噛みしたり、不規則に虐めてやる。
そうすれば必ず三田はいやらしい声をあげる。
「ひぁっ、も、やだ…そこっ、弄ん…っな…ぁ!」
手を押さえつけられて上半身を裸にされている三田をちらりと上目遣いに見てみると、その顔はすでに汗や唾液でぐしゃぐしゃになっていた。
その顔を見つめていると、ぞくりとした快感が背筋を這った。
今まで遊んでた人たちでは感じたことのない興奮だった。
ーーもっと、汚して喘がせて、己を忘れさせるほどに、乱してやりたい。
そんな欲望に取り憑かれてしまう。
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