アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
☆
-
「起きてる?」
今にも夢の世界へと旅立ちそうな脳を起こす様に頬に触れた冷たい感触。それに閉じかけた瞼をゆっくり持ち上げると、霞む視界の先に上から覗き込んでくる秋都の顔。
「……あ?」
「身体拭いてあげるから背中向けて。お風呂行く元気ないでしょ?」
「……いいよ明日で。眠い……」
「ダメだよ。後ろ、ちゃんとしておかないと泣きを見るのは君だよ」
「うー…………」
そんな事言われても一度に4回も5回もされりゃ疲れるってんだ。大体こいつ好き勝手に何回もぶっこみやがって受ける側の気持ちにもなれって…………
ん? ちょっと待てよ?
ふと浮かんだ疑問に身体のだるさも忘れガバリッと飛び起きる。
「なぁ秋都、お前」
「なに?」
「まさかさっき生でやってたとか言わねぇだろうな」
「え……」
ベッドの脇に立つ秋都を口元を引きつらせながら見上げる。問われた秋都はビタリと硬直。
やや間があって、スススと視線を逸らし俺から放れて行く。それをぐわしっととっ捕まえると、頭を掴んで俺の方へ向かせる。
「お前、ヤったな……?」
「えと……ごめん?」
「〜〜っ」
ガンッ
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
3 / 38